画像: サンディスク
2023年はWestern Digitalにとって苦難の年でした。昨年春には、大規模なセキュリティ侵害が発生し、顧客がクラウド接続ストレージデバイスにアクセスできなくなりました。そして今、同社は予期せず接続を切断し、ユーザーのデータを消去するSSDのせいで非難を浴びています。
Ars Technicaは状況をまとめ、顧客からの苦情が数ヶ月続いた後、Western Digitalに対して3件の訴訟が提起されたと報じています。これらの訴訟は主にSanDisk ExtremeシリーズのSSDの複数のモデルに関係していますが、WD My Passportの4テラバイト版にも同じ問題があると言われています。Ars Technica編集チームのメンバー1人とThe Vergeのスタッフ1人が、突然のデータ損失を経験したと報告されています。
Western Digitalは5月に、SSDがコンピューターから突然切断される問題を解決するアップデートをリリースしました。しかし、多数の証言やメーカーに対する訴訟、そしてThe VergeとArs Technicaによる裏付け報道を考えると、この問題は依然としてある程度存在しているようです。
Ars TechnicaはWestern Digitalにコメントを求めましたが、同社は進行中の訴訟についてはコメントしないと回答しました。The Vergeも質問に対する回答を得られていません。
結果がどうであれ、SanDisk SSDの故障に関するこれらの報告は、ストレージの信頼性について痛切な警告を突きつけるものとなっています。WD MyCloudの障害発生時と同様に、これは「バックアップの3つのルール」を常に守るべき理由を改めて痛感させるものです。
この記事はスウェーデン語から英語に翻訳され、元々はpcforalla.seに掲載されていました。
この記事はもともと当社の姉妹誌 PC för Alla に掲載され、スウェーデン語から翻訳およびローカライズされました。
著者: ビリー・エクブロム、Redaktör
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