
英国のゲーム業界ニュースサイトMCVによると、どうやら『モータルコンバット』第3作が製作されるようだ。1995年のオリジナル版でスコーピオンを演じたクリス・カサマッサは、サンガブリエル・バレー・トリビューン紙に対し、「9月に『モータルコンバット』第3作の撮影を開始する予定だ」と語った。
(よし。わかった。大きく深呼吸して…)
誰か、誰でもいいから、もう二度と『モータルコンバット』の映画化という屈辱から私たちを解放してください。そんな映画は必要ない。(正気の人間なら)そんな映画を欲しがる人はいない。格闘ゲームを原作としたビデオゲーム映画は、どこもひどい出来だ。『餓狼伝説』を覚えていますか?『ストリートファイター』?『ダブルドラゴン』?映画版は覚えているけど、ゲーム版は覚えていない。覚えていない?もちろん、それには理由がある。よく考えれば、すぐに分かるはずだ。
わかってる、わかってる、僕も全然鈍感じゃない。One More Video Game Knockoff が、ピッチのつま先タグにルーン文字のように光る、バカ向けのドル箱賃貸(あるいは、地球生まれとは思えないほど贅沢なファン)の文字を刻印したのもわかる。知的財産管理会社で特注スーツを着た、喜びのないオートマタが、冷徹で厳しい「マスアピール」(もちろん、マス・アポールより二文字少ない婉曲表現だ)の計算を皮肉にも財政帳簿の均衡を図る脚本を承認したに違いない。こういうのには前例があるだろう? キャットウーマン、カザーム、サンタクロースが火星人を征服するといった作品と相性抜群だ。
でも…ダメだ。『モータルコンバット』は、ソニア・ブレイドやサブゼロといった馬鹿げた名前のキャラクターたちが、スパンデックスとヴィンセント・プライス御用達のBDSM用具をちらつかせたグラムロックのポーズを取る男のように、互いの頭を(そして背骨を、そして内臓を剥き出しに)引き裂き合う格闘ゲームだった。世代を超えて一度だけ開催される、鬱積した神聖な緊張を解き放つための格闘技トーナメントを題材にした映画版は、映画的愚行の極みであり、本来なら立派な格闘家たちに金を投じるための、特殊効果ばかりに振り回された、実にひどい言い訳だった。そして続編は…エンターテインメント・ウィークリー誌の「ひどく…支離滅裂」という評価は、驚くほど寛大なものだったとだけ言っておきましょう。
まあ、少なくとも私たちを楽しませてくれるこのようなビデオはあります。
(……そして息を吐く。ほら。いい感じでしょ?)
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