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YouTube、本当に疲れる。私が実際にお金を払っているどの動画サービスよりもYouTube動画を見る時間の方が長いのに、広告が多すぎて、見ないようにするのにかなりのエネルギーを費やしてきた。そして今、Googleのウェブ動画独占は、動画を視聴していない時や一時停止している時でさえ広告を表示するようになる。すごい。
The Vergeの報道によると、YouTubeは動画を一時停止した際に表示される広告を導入しており、これは同社が1年前に開始した実験の継続となる。YouTubeの担当者は、「広告主と視聴者の両方から強い反響があったため」、この仕組みは今後一般的になるだろうと認めた。
これには異論はないが、サルモネラ中毒に反応してサブウェイのサンドイッチを吐き出すのも「強い反応」の一つだと指摘しておこう。漠然としたエンゲージメント指標から見ても、YouTubeはユーザーに多くの情報を伝えているのだろうが、ソーシャルメディアにおける最初の反応は概ね否定的だ。YouTubeはこのような措置を取った最初の動画サービスではないが、間違いなく最大のサービスと言えるだろう。
担当者は、一時停止中の動画に表示される広告は「邪魔にならない」体験を提供するように設計されていると述べた。しかし、The Vergeが指摘しているように、これは必ずしもYouTubeで増加している不快でスキップできない広告の量が減少することを意味するわけではない。また、動画にスポンサー広告を詰め込むクリエイターが増えていることを考えると、YouTubeのコンテンツ制作者が広告収入の大きな分け前を得ることになるとは思えない。
「発作を誘発する前に、人の視野の最大 80 パーセントを売ることができると見積もっています」と、 『レディ・プレイヤー1』の架空の CEO(Google にかなり似ている会社の CEO)は言った。
関係ない話だが、YouTube 上のすべての広告を、デスクトップでもモバイルでも、動画自体に組み込まれているスポンサー広告さえもブロックすることが可能だ。
著者: Michael Crider、PCWorld スタッフライター
マイケルはテクノロジージャーナリズムのベテランとして10年のキャリアを持ち、AppleからZTEまであらゆるテクノロジーをカバーしています。PCWorldではキーボードマニアとして活躍し、常に新しいキーボードをレビューに使用し、仕事以外では新しいメカニカルキーボードを組み立てたり、デスクトップの「バトルステーション」を拡張したりしています。これまでにAndroid Police、Digital Trends、Wired、Lifehacker、How-To Geekなどで記事を執筆し、CESやMobile World Congressなどのイベントをライブで取材してきました。ペンシルベニア州在住のマイケルは、次のカヤック旅行を心待ちにしています。