
GoogleのNexus Sスマートフォンが、4G対応とAndroid 2.3 Gingerbreadを搭載し、今春Sprintで発売されます。Samsung製のNexus S 4Gは、2年契約で199ドル、月額80ドル(Sprintの月額10ドルの4G使用料を含む)で、Web、テキストメッセージ、通話が使い放題となります。
GSM版と同様に、Nexus S 4Gは1GHzプロセッサ、512MBのRAM、そして顔に当てた際に快適な湾曲デザインの4インチディスプレイを搭載しています。Nexus Sの背面カメラは5メガピクセル、ビデオ通話用の前面カメラはVGAです。
Nexus S 4Gの内蔵ストレージは依然として16GBしかなく、最近のAndroid端末の多くに期待されるメモリ拡張用のSDカードスロットもありません。しかし、接続性に関してはNexus Sの方が優れており、Wi-Fi(b/g/n)、Bluetooth、GPSに加え、最大6台のWi-Fiデバイスを同時に接続できる3Gおよび4Gモバイルホットスポット機能も備えています。
Sprint版Nexus SにはAndroid 2.3がプリインストールされており、OS(バニラ)にはメーカーによるカスタマイズは一切ありません。そのため、理論上はOSのアップグレードは迅速かつ簡単に行えるはずです。また、SprintはNexus S 4GでGoogle Voice機能も有効化し、1つのSprint電話番号で最大6台のデバイスを管理できるようになりました。
スペック比較:Nexus S vs iPhone 4
Nexus S 4G には近距離無線通信 (NFC) 技術も搭載されており、Google がポートランドで展開しているような NFC チップを内蔵したステッカーやポスターに埋め込まれた情報を読み取ることができます。
Nexus Sは2010年12月に発売され、SIMフリー版は529ドル、T-Mobileの2年間契約付きは199ドルで販売されていました。GSM版はAT&Tのネットワークにも対応していましたが、周波数帯の違いにより、EDGEネットワークにしか接続できませんでした。
PCWorld のレビューでは、Nexus S は 5 つ星のうち 4 つを獲得しました。