
ゲームストップの取締役であり、バーンズ・アンド・ノーブルの会長でもあるレナード・リッジオ氏が、テキサス州グレイプバインに拠点を置くビデオゲーム販売店の株式の相当部分を売却した。正確には6020万ドルだ。不信任決議か?巨額の資金獲得か?それとも両方か?陰謀論は準備万端!
リジオは、いわば私の昔の上司です(中間管理職を数十人抜かしたような感じですが)。15年ほど前になりますが、私がSoftware Etc.を経営していたのは、Neostarという会社名だった頃です。当時、同社は連邦倒産法第11章の適用を申請し(気まずく涙ぐましい年次経営者会議が開かれた頃でした)、最終的には資産を丸投げする連邦倒産法第7章の適用に陥りました。リジオは、全てが崩壊した後(もっと早く介入してほしいと懇願されていたにもかかわらず)、不良債権を回避し、在庫を整理し、最も利益の少ない店舗を閉鎖し、世界最大級の独立系ビデオゲーム小売業者の一つの成長を監督しました。
10月6日、リッジオ氏は保有していた1,140万株のうち230万株を平均26.72ドルで売却し、保有株数は910万株となり、保有比率は6.9%から5.5%に減少した。
バーンズ・アンド・ノーブルの広報担当者はバロンズ誌に対し、リジオ氏が株式を売却したのは「税金対策」のためだと語ったが、アナリストのアレックス・ロマエフ氏はより否定的な見方を示し、この売却はゲームストップの株価がここ数カ月上昇していることに悪影響を及ぼすと示唆した。ただし、それでも半年前の株価よりは大幅に低い。
「彼はバーンズ・アンド・ノーブルの株式をかなり多く保有している」とロマエフ氏は述べた。「明らかに彼はバーンズ・アンド・ノーブルを売却するよりもゲームストップを売却する方が良いと考えているようだ。」
ウェドブッシュ・モルガンのアナリスト、マイケル・パクター氏は10月8日にゲームストップの投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に引き上げ、昨日バロンズ誌に対し、リッジオ氏がなぜ今売却するのか分からないと語った。
「一つ言えるのは、彼はその金をもっと良いことに使いたかったということだけです」とパクター氏は言った。「2000万ドル以下では生活できないような奴らには同情します」
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