HP が Linux ベースのモバイル オペレーティング システムをオープン ソース コミュニティに寄贈すると発表したときから、webOS の終焉は声高に何度も宣言されてきましたが、Energizer Bunny のように、それは継続しているようです。

最新ニュースは? webOS Nationが火曜日にリークされたメモの形で明らかにした驚くべき展開で、HPのwebOSグローバル事業部門が、独立した完全所有会社「Gram」として分社化されるようです。そのキャッチフレーズは「強力。軽量。機敏。大小あらゆるものの核に。」
Gramは、消費者向けハードウェアの製造に注力するわけではないようだ。むしろ、「ソフトウェア、ユーザーエクスペリエンス、クラウド、エンジニアリング、そしてパートナーシップ」が中核を担うことになる。これにはwebOSだけでなく、EnyoとwebOSグループのクラウドサービスチームも関与することになるようだ。
最終的な目標は「Webの自由を解き放つ技術」を作り出すことだ、とグラム氏は語ったと伝えられている。
「私たちはステルスモードです」
しかし、それ以上の詳細は今のところ入手困難だ。
従業員は、社外の関係者に対し「Gramは新しい会社です。製品の提供についてはステルスモードです」と伝えるよう求められていると報じられています。
AllThingsD は、webOS Nation のレポートの背後にある漏洩したメモが本物であることを確認できたので、基本的な部分は真実である可能性があるようです。

AllThingsD の報道によると、Gram は実質的にカリフォルニア州サニーベールの webOS グローバル ビジネス ユニットのオフィスを引き継ぐだけでなく、「HP が来月予定している webOS のオープン ソース バージョンに最後の仕上げを施した後の秋には、Gram の存在感が着実に増すだろう」とのことだ。
webOS Nationによると、Gramの一般公開は9月末までに行われる可能性がある。
WebOS に新たな希望?
もちろん、HP による webOS の支配は、2010 年に同社が 12 億ドルで Palm を買収したときにまで遡ります。
まだほとんど明らかにされていないが、私はこの最新の動きを、新たに独立した存在によって新たな命を吹き込まれる可能性がある webOS の将来にとって明るいニュースと受け止めずにはいられない。
詳細が明らかになったら、必ずお知らせします。