
これはタブレット?それともスマートフォン?その境界線はますます曖昧になりつつあるSprintの新型ハイブリッドスマートフォン、Kyocera Echo。今夜、ニューヨーク市で行われた華やかなプレスイベントで発表された。マジシャンのデビッド・ブレインによる華やかなパフォーマンスの後、SprintはEchoを披露した。3.5インチのデュアルスクリーンを搭載し、折りたたむと4.7インチの大型ディスプレイになる「タブレットモード」も搭載。Kyocera Echoは今春、2年契約で200ドルでSprintから発売予定だ。
Android 2.2を搭載したEchoは、両方のディスプレイで同時にアプリを実行できます。「Simul-task(サイマルタスク)」と呼ばれるこの技術を使えば、片方の画面でブラウザを開き、もう片方の画面でメールを閲覧できます。さらに便利なのは、専用アプリ「VueQue」を使えば、片方の画面でYouTube動画を再生しながら、もう片方の画面で別の動画を再生できるというものです。また、Sprintが「タブレットモード」と呼ぶ、4.7インチの表示領域全体に1つのアプリを並べて表示することも可能です。もちろん、折りたたんだ状態で、従来のスマートフォンのように片方のディスプレイで1つのアプリを実行することも可能。
見た目は素晴らしいものの、Echoは4G対応ではない。Sprintが4G WiMaxネットワークを大々的に宣伝し、CESで4G対応デバイスが大量に登場したことを考えると、これは大きな失望だ。Echoは1GHzのSnapdragonプロセッサを搭載しているが、この端末がマルチメディア中心であることを考えると、これもやや残念だ。正直なところ、デュアルコアプロセッサを期待していた。
その他の仕様としては、720p HDビデオカメラ付き5メガピクセルカメラ、1GBの内蔵メモリ、Wi-Fiホットスポット機能などが挙げられます。Echoはできるだけ早く手に入れられる予定なので、今夜後ほどファーストインプレッションをお届けしますので、どうぞお楽しみに!