
画像: マイケル・クライダー/IDG
コンピュータサイエンスは時に科学というより芸術に近い、とコンピュータ科学者はかつて言ったことがあります。しかし、その芸術にちょっとした不幸な出来事が起こると、奇妙なことが起こることがあります。例えば、オペレーティングシステムのアップデート後に突然ウェブカメラが機能しなくなる、といった具合です。先日、Chrome OSのアップデート後に一部のChromebookユーザーがそのような状況に陥りました。幸いにも、Googleは別のソフトウェアパッチをリリースすることでこの問題を解決したと発表しています。
About Chromebook の報告によると、Acer、HP、Lenovo 製の複数のモデルに加え、Google 独自の Pixelbook Go のユーザーも影響を受けました。ほとんどのモデルは ARM ベースのハードウェアを使用しています。バグ報告によると、Chrome の内蔵カメラプログラムを含む、ハードウェアカメラにアクセスするすべてのアプリで画像が表示できないことが示されています。これらの問題は 2 月に発生しましたが、多くのユーザーが Chrome OS 100 以降のバージョンにアップグレードするにつれて、状況は悪化したようです。
幸いなことに、Googleはこの問題に対処したようです。The Vergeによると、この問題の修正は昨日4月7日から配信されたアップデートで提供されたとのことです。ちなみに、影響を受けたモデルの1つであるLenovo Chromebook Duet 5をレビュー機としてまだ所有しています。Chrome OSの最新バージョン(100.0.4896.82)にアップデートするのに約15分かかりましたが、カメラアプリは問題なく起動し、タブレットの前面と背面から撮影した画像が表示されるようになりました。
Zoomミーティングでビジュアル要素が欠けていると感じたら、Chromebookのメイン設定メニューを開いて、「Chrome OSについて」をクリックし、「アップデートを確認」ボタンをクリックしてください。
著者: Michael Crider、PCWorld スタッフライター
マイケルはテクノロジージャーナリズムのベテランとして10年のキャリアを持ち、AppleからZTEまであらゆるテクノロジーをカバーしています。PCWorldではキーボードマニアとして活躍し、常に新しいキーボードをレビューに使用し、仕事以外では新しいメカニカルキーボードを組み立てたり、デスクトップの「バトルステーション」を拡張したりしています。これまでにAndroid Police、Digital Trends、Wired、Lifehacker、How-To Geekなどで記事を執筆し、CESやMobile World Congressなどのイベントをライブで取材してきました。ペンシルベニア州在住のマイケルは、次のカヤック旅行を心待ちにしています。