今朝の大きなサプライズ: Razer の 17 インチ Blade Pro ラップトップがリフレッシュされ、ついにその名にふさわしいものになりました。
驚いたのは、RazerがBlade Proシリーズを静かに終焉させると思っていたからです。今年に入ってBladeシリーズが複数回刷新され、999ドルの新製品Blade Stealthウルトラブックが発売されたにもかかわらず、Blade Proシリーズは目立って姿を消していました。
本当に、もし死に値するノートパソコンがあるとしたら、それはBlade Proという名の厄介者でした。確かに標準のBladeよりも画面は大きいのですが、解像度は1080pしか出ませんでした。それに、960MクラスのグラフィックカードはBladeの970Mよりも性能が劣っていました。おまけに、奇妙な内蔵スクリーン/タッチパッドのせいで、客観的に見て劣るノートパソコンなのに、Bladeよりも値段が高かったのです。なんてお買い得なんでしょう!

RazerはBlade Proを全面的に刷新し、強力なマシンへと変貌させました。新しいBlade Proは、Intel Core i7プロセッサ、32GBのDDR4 RAM、最大2TBのPCI M.2 SSDストレージを搭載し、そして最大の目玉はモバイルグラフィックス用に最上位のNvidia GeForce GTX 1080を搭載しています。
これはProにとって大きな進歩です。2015年モデルは(比較すると)i7-4720HQを搭載していましたが、それ以外は前述の貧弱なGTX 960M、16GBのDDR3 RAM、そして256GB SSDと500GB HDDのストレージコンボを搭載していました。
RazerはBlade ProでもMacBook風のフォームファクタを維持することに成功しました。同じくオールブラックのアルミ製筐体、厚さ1インチ未満、重さ8ポンド未満、そして今回は17.3インチのG-Sync IGZOディスプレイを4Kで搭載しています。

最大の変更点は、冒頭で触れたあの象徴的なスイッチブレード、つまり画面とタッチパッドが一体になった機能の消滅でしょう。プレスリリースにも記載されておらず、Razerから送られてきた写真にも見当たりません。でも、それがなくなると寂しくなるとは言い切れません。クールなコンセプトだったのに、結局実用化には至らなかったのですから。
しかし、そのパワーは決して安くはありません。Switchbladeインターフェースを廃止しても、Blade Proは3,699ドルという途方もない価格です。うわあ。昔から言われている格言は真実です。パワフルか、スリムで持ち運びやすいか、それとも安いか。どちらかを選べ。