1996年頃の庶民のように、ファイルを探すのに時間を無駄にするのはもううんざり?デジタルの利便性を少しでも高めるために、ますます狭まるプライバシーを少しでも手放す覚悟はありますか?
もしそうなら、なんとLenovoとMicrosoftがあなたにぴったりのプランをご用意しています。本日、Lenovo Tech Worldで両社はREACHitとCortanaを統合する提携を発表しました。これにより、Windows 10を搭載したLenovoユーザーは、デジタルライフのあらゆる要素を検索し、探しているファイルを何でも見つけられるようになります。
あなたのデジタルライフのすべてを網羅。REACHitとCortanaを使えば、あなたが使っているあらゆるクラウドストレージサービス(Dropbox、Box、OneDrive、Google Drive)、メール(Gmail、Exchange、IMAP)、そしてLenovo Windows 10デバイスを検索できます。
ファイル名で検索する時代はもう終わりです。Cortanaとの連携により、例えば「Cortana、先週編集した写真を探して」と言えば、先週編集した写真を検索できます。とても簡単です。

「昨日もスターバックス。今日もスターバックス。明日もスターバックス。困ったことが起きてる。」
プレスリリースより:
例えば、ユーザーが先週Lenovo ThinkPad X1 CarbonノートPCで編集した写真を見つけたいとします。これで、ノートPCが手元になくても、Lenovo ThinkPad 10タブレットを使ってコーヒーショップでその写真にアクセスできます。もう家に帰ってノートPCで作業する必要はありません。CortanaとREACHitを使えば、写真ファイル名を覚えておく必要さえありません。編集した場所や日付、その他の関連情報さえ覚えておけばいいのです。例えば、「Cortana、先週ThinkPad X1 Carbonで編集した写真を探して」とか、「Cortana、先週スターバックスで作業した写真を探して」などと話しかけることで検索できます。
コルタナさん、先週スターバックスで私が取り組んだ写真を探して。あるいは、もっとありそうなのは、「コルタナさん、先週スターバックスで私が取り組んだ『アメリカの次なる名作小説』を探して」です。

「ケイトに会いたいよ。ついでにアイスクリームも注文してね。」
まだ最高の部分に到達していません:
「私たちは、テクノロジーによってかつてないほど膨大な量の個人用デジタルコンテンツを容易に蓄積できる世界に生きています」と、レノボのエコシステム&クラウドサービス担当バイスプレジデント、マーク・コーエンは述べています。「情報があまりにも膨大になると、どこに保存されているか思い出すのが難しくなります。必要なのは、いつでも助けてくれるアシスタント、つまり友人です。そこでCortanaとREACHitの出番です。友人に助けを求めることで、驚くほど自然な方法で個人用コンテンツを見つけることが可能になります。」
友達。レノボは、 CortanaとREACHitを友達のように思ってほしいと思っています。おそらく、あなたの家に来て、引き出しや薬棚の中身をくまなく探し、持ち物をすべてリストアップしてくれるような友達です。「スティーヴィー・ニックスのアルバムをどこに置いたか思い出せない」とあなたが尋ねた時、「ベッドの下に『元カレからの物 - 捨てて』ってラベルの貼られた箱があるよ」と教えてくれるでしょう。

これらは、この件に関して Lenovo が私たちに送ってくれた本物のプレス資料だと断言します。
冗談はさておき、迷っています。どちらのサービスもその技術力に感銘を受けています。そして、検索インデックスの改善が必要なことも理解しています。私のパソコンには5TBのストレージがあり、ほぼ満杯です。現状では、ファイルを探すのは、整理整頓されていない古本屋で1冊の本を探すようなものです。
というか、書店チェーン店みたいなもんです。デスクトップパソコンの他に、ノートパソコンが2台、タブレットが1台、スマホが2台あります。ああ、あのデバイスの沼地から何かを見つけられたらラッキーって感じです。
しかし一方で、プライバシーに関する正当な懸念事項も存在し、それらに答えを出す必要があります。Lenovoの発表では詳細は明らかにされていませんが、REACHitが機能するには、すべてのハードドライブの完全な地図をクラウドに保存する許可を同社に与える必要があると思われます。また、どうやら文書にジオタグが付けられるようです。
特に最近のプライバシー侵害の Superfish スキャンダルを考慮すると、Lenovo にそのような権限を与えるかどうかは、自分で判断しなければなりません。