
インテルは、コンピュータープロセッサーの需要低迷により、2008年度第4四半期の収益が前年比23%減少すると予想していると、水曜日に発表した。
半導体メーカーのインテルは、第4四半期の売上高が前四半期比20%減の82億ドルになると予想している。同社は1月15日に予定されている決算発表に先立ち、第4四半期の売上高予想を修正した。
インテルの厳しいニュースは、ソフトウェアとハードウェアの需要が鈍化し、テクノロジー企業が世界的な経済危機の影響をまともに受けている中で発表された。
インテルはまた、その他の株式投資で予想よりもはるかに大きな損失を計上する見通しだ。同社は、WiMAXモバイルブロードバンドネットワークを展開するクリアワイヤへの投資に関連して、第4四半期に9億5,000万ドルの非現金費用を計上する見込みだ。
インテルは、グーグル、コムキャスト、タイム・ワーナー・ケーブル、ブライト・ハウス・ネットワークスとともに、昨年クリアワイヤに32億ドルを投資した5社のうちの1社である。
クリアワイヤの株価は2008年2月に1株あたり17ドルを超える高値を記録したが、その後着実に下落し、水曜日の取引では1株あたり5.09ドル前後となった。
全体として、インテルは株式投資で、これまで予想していた5,000万ドルの損失ではなく、11億ドルから12億ドルの損失を予想している。
インテルは、研究開発費が従来の28億ドルではなく約26億ドルになると予想していると発表した。事業再編および資産減損費用は約2億5000万ドルで、同社の前回予想と同じとなる。