
大量のファイルをまとめて送信する必要がある場合、メールに次から次へとファイルを添付するのはやめましょう。代わりに、ファイルを1つの小さくて扱いやすいファイルに圧縮しましょう。つまり、「Zip」圧縮です。
Zipファイル形式は、長年にわたりデータの圧縮とアーカイブに使用されてきました。例えば、合計5MBのWord文書が50個あるとします。これらをZip圧縮すると、1MB、あるいは500KBといった、はるかに小さなファイル1つにまとめられます。小さくて軽いスーツケースに服を全部詰め込むのを想像してみてください。まさに圧縮の真髄です。さらに素晴らしいことに、スーツケースを開けると、シワひとつない状態が保たれています。
PKZipやWinZipなどのユーティリティを使ってファイルを圧縮・解凍している場合は、変更する意味はあまりありません。しかし、WindowsにはZip機能が組み込まれていることをご存知でしたか? 前述のメールを例に、その使い方を以下にご紹介します。
1. 電子メール メッセージを作成し、[ファイルの添付] (またはメール クライアントの同等のボタン) をクリックします。
2. 表示されるファイルセレクターを使用して、添付するファイルを検索します。(すべてのファイルは同じフォルダに保存されている必要があります。)
3. 圧縮するファイルをすべて選択します。(複数のファイルを一度に選択するには、Ctrlキーを押しながら各ファイルを順番にクリックします。)
4. 選択したファイルのいずれかを右クリックし、[送る]、[圧縮 (zip 形式) フォルダー]を選択します。
5. Windows はファイルをすぐに圧縮し、すぐに名前を変更できる新しい zip ファイルを作成します (必要な場合。そうでない場合はEnter キーを押します)。
6. 新しく作成した Zip ファイルを電子メールに添付します。
これで全てです!確かに、Windows の Zip 機能はこれでほぼ完了ですが、必要なのがこれだけなら、わざわざサードパーティ製のツールを使う必要はありません。