
アメリカの iPhone 熱狂が今最高潮に達していると思っているなら、ちょっと待ってください。
モルガン・スタンレーのアナリストが今週発表した予測によると、Appleはキャリア独占に別れを告げることで、米国のiPhoneユーザーベースを2倍以上に拡大できる可能性がある。少なくとも、そう予測できる。CNNをはじめとするメディアが報じたこの予測によると、AppleがVerizonをiPhone認定キャリアに加えれば、米国スマートフォン市場における同社のシェアは4.9%から12.2%に急上昇する可能性があるという。
この大胆な主張は、これまでも辛辣でしばしば物議を醸す発言をためらうことなく行ってきたアナリスト、キャスリン・ヒューバティ氏によるものだ。(彼女の名前をGoogleで検索すれば、私の言いたいことがわかるだろう。)ヒューバティ氏は、ベライゾンとiPhoneの提携の潜在的な価値を指摘する調査ノートを発表したと報じられている。彼女はフランスをモデルに挙げている。
ユバティ氏によると、携帯電話キャリアのOrangeがフランスでiPhoneの独占販売契約を失った際、iPhoneの市場シェアは136%増加したという。アメリカではキャリアの選択肢が広がるという期待が高まっており、多くのiPhoneユーザーがAT&Tに対して怒りを募らせていることを考えると、同様の影響がアメリカでも見られることは容易に想像できる。
ハバティ氏はこれまでにも数々の失敗を犯してきたが、今回の予測は彼女だけのものではない。バーンスタイン・リサーチのアナリストは最近、ベライゾンの加入によりiPhoneの普及率が同様に倍増すると予測し、ベライゾンの加入者基盤はAT&Tよりも大きく、iPhone販売に関しては完全に「未開拓」であると指摘した。
うわあ。この新しい情報と、昨日の「Appleタブレットがイエス・キリストのリーダーになる」という憶測のせいで、Appleの噂話のプロ集団は追いつくために残業しているに違いない。私はモルガン・スタンレーのアナリストではないが、全く根拠のないAppleの噂話の新たな波がブログ界を席巻するだろうと予測している。
考えてみれば、これを一年中いつでも使える予測にしておきましょう。今回は勝算がありそうです。
JRラファエルは、オタクのユーモアを発信する居心地の良い空間、eSarcasmで、水晶玉の微調整に励んでいます。Twitter(@jr_raphael)で彼の最新情報をチェックできます。