
画像: Razer
RazerのDeathAdderデザインは、PCゲーマーの間でちょっとした伝説となっています。2006年に初登場して以来、エルゴノミクスに基づいたグリップ力の高いボディ形状で長年愛されてきました。同社は本日、このデザインを大幅に、そして高額なアップデートを行い、最新モデル「DeathAdder V3 Pro」を発表しました。超高速ワイヤレス充電と驚異的なDPIに加え、Razerは64グラム(2.22オンス)という驚異的な軽量ボディも魅力です。世界記録には程遠いものの、DeathAdder V2 X Hyperspeedから約25%の軽量化を実現しています。
ハードウェアの素の性能で言えば、DeathAdder V3 Proは…「狂っている」という表現をどう丁寧に言えばいいでしょうか?30,000DPIの光学センサーを搭載し、最高設定では、ガラスの上でトラッキングしている場合でも、カーソルを一瞬で次のタイムゾーンに移動できます。さらに、Razerの第3世代光学スイッチを搭載し、遅延ゼロで、メインの2つのボタンの意図しないダブルクリックを防ぎます。ボタンレイアウトはお馴染みの「シューター」構成で、親指ボタンが2つと、底面にDPIスイッチが1つあります。
便利なUSB-C充電と90時間という驚異的なバッテリー駆動時間に加え、Razerはこのマウスのワイヤレス接続にも多大な労力を費やしています。DeathAdder V3 Proは単体でも1000Hzのポーリングレートに対応しており、これは既に驚異的な速度であり、オンラインマルチプレイヤーでのわずかなラグさえも克服するには十分すぎるほどです。さらに、真に驚異的な応答速度を求めるなら、専用の「HyperPolling」ドングル(別売またはバンドル販売)を追加することで、驚異の4000Hzを実現できます。

レイザー
軽量化とバッテリー駆動時間の延長に徹底的にこだわった設計で、Razerは装飾用のLEDすら搭載していません。箱には「グリップテープ」が同梱されており、メインボタンとサムレスト用の小さな追加ステッカーも付属しています。 これだけで「プロゲーマー」と言わずして、一体何が「プロゲーマー」と言えるのでしょうか。DeathAdder V3 Proは現在、ブラックとホワイトの2色で驚きの150ドルで販売中です。HyperPollingドングルは30ドル追加で購入できます。両方をセットにした165ドルのパッケージは、Razerのオンラインストア限定で購入できます。
著者: Michael Crider、PCWorld スタッフライター
マイケルはテクノロジージャーナリズムのベテランとして10年のキャリアを持ち、AppleからZTEまであらゆるテクノロジーをカバーしています。PCWorldではキーボードマニアとして活躍し、常に新しいキーボードをレビューに使用し、仕事以外では新しいメカニカルキーボードを組み立てたり、デスクトップの「バトルステーション」を拡張したりしています。これまでにAndroid Police、Digital Trends、Wired、Lifehacker、How-To Geekなどで記事を執筆し、CESやMobile World Congressなどのイベントをライブで取材してきました。ペンシルベニア州在住のマイケルは、次のカヤック旅行を心待ちにしています。