Intuit は今週、ウェブベースの個人財務管理ツール Mint の新バージョンをプレビューしました。これは、個人と会社の財務を整理する支援を求める中小企業の経営者向けに設計されたものです。
新しいMint Home & Business(Mintと同様)は、オンラインバンキングの取引データをダウンロードし、経費と収入の分類を自動化するツールや、単一の支出を個人口座と事業口座に分割するツールを提供します。残念ながら、中小企業向けの財務ツールは完全には提供されていません(例えば、請求書発行機能はありません)。そのため、複数のサービスで事業財務を管理する手間をかける価値があるかどうかを判断する必要があります。
Mint Home & Businessはまだ提供されていません。Intuitの担当者は「間もなく」提供開始するとしていますが、無料かつマーケティング支援付き(現在のMint個人財務管理ソフトのように)になるのか、それとも有料になるのかは明らかにしていません。このサービスは、Intuitの財務ソフトウェア事業30周年を記念するイベントで展示された最新製品の一つでした。

インテュイットのマウンテンビューキャンパスで開催されたイベントでは、新たにローンチされた「TurboTax CPA Select」も紹介されました。これは、企業や消費者が税務申告を依頼できる公認会計士を検索できるウェブサイトです。現在、このサービスには約60名の公認会計士が登録されており、経歴や勤務地に関する情報に加え、星評価によるユーザーレビューも提供されています。
CPAを選択したら、サイトを通じて税務情報と書類をCPAに提供します。現時点では、お客様(および会計士)はTurboTaxを使用する必要はありませんが、将来的には必須となる可能性があります。Intuitに料金を支払うと、IntuitはCPAに手数料の75%を支払います。
Intuit社は、業界平均より30%安い事前交渉済みの料金(確定申告に必要な書類に基づく)を提供しているため、顧客にとって有利だと述べています。なぜ公認会計士が割引料金でIntuit社と契約するのでしょうか?Intuit社によると、おそらくマーケティング費用を節約できるからでしょう。
これらのブースやその他数十のアプリやサービスのブースに加え、Intuitがイベントを開催した建物には、小さな隅にキッチンテーブルが置かれていました。シリコンバレーの言い伝えによると、Intuitの創業者スコット・クックは、妻が小切手帳の残高調整に苦労しているのを見て、個人向け財務ソフトウェアのアイデアを思いついたそうです。 下の写真のように、テーブルは今でもかなり良い状態です。
