
たくさんのウェブ企業やアプリ開発者がオースティンに集まり、それぞれの作品を展示していました。今日の午後、展示ホールで数時間過ごしたのですが、たくさんの企業やアプリを目にすることができました。次のFoursquareやGowallaのようなアプリを見つけたでしょうか?そうは思いませんが、来年のSXSWまでに本格的に普及するかもしれないアプリをいくつか見つけました。

私の仕事では、15分の会議を設定するのに3時間もかかることがあります。モントリオールに拠点を置くTungleが、友人や同僚との会議を簡単かつ迅速に設定できる新しいカレンダーサービス「Tungle.me」を発表しました。
このアプリでは、あなた専用のプロフィールとカスタムURLが提供されます。このURLにあなたの空き状況が表示され、友人や同僚があなたとの会議を予約できます。Tungleはあなたのカレンダーを参照し、空いている時間枠を表示します。会議を設定する際は、招待したい相手に空き時間をまとめて送信し、相手はその中から選択できます。これにより、やり取りの手間が省け、会議の日程調整が迅速化されるとTungleは説明しており、私はアプリを試したことはありませんが、その説明を信じています。
Tungleは現在iPhoneアプリとして利用可能で、Blackberryアプリはほぼ完成、Androidアプリは現在開発中です。招待する相手の中にはTungle.meユーザーではない人もいるかもしれないので、このアプリはGoogleカレンダー、iCal、Outlook(Exchangeの有無にかかわらず)、そして懐かしのLotus Notesとも連携できます。また、ウェブサイトやFacebookページにTungleウィジェットを配置すれば、訪問者はあなたの空き状況を確認し、その場で会議を設定できます。

ファンタジースポーツは巨大な市場です。ファンタジースポーツファンなら、Huddlehubはいつかあなたのお気に入りのウェブサイトになるかもしれません。来週オープン予定のこのサイトは、すべてのファンタジースポーツチームを一元管理します。例えば、Yahoo、ESPN、CBS Sports、Fanballのチームを所有しているなら、Huddlehubからそれらすべてのチームを管理できます。
このサイトは、ファンタジーゲーム仲間とコミュニケーションできる中心的なソーシャルネットワーキングプラットフォームも提供しています。共同創設者のアダン・グティエレス氏は、このサイトを「ファンタジースポーツ版Facebook」のような存在にしたいと語っています。あらゆるファンタジーゲーマーが交流し、リンクや動画を投稿したり、チームやトレードについて話し合ったり、もちろん悪口を言い合ったりできる場所です。サイト開設当初は野球とフットボールのチームのみに対応していますが、今後他のファンタジースポーツにも拡大していく予定です。

中小企業、あるいはもう少し機能が欲しいGoogle Voiceユーザー向けのサービスをご紹介します。Bandwidth.comの新しいPhoneboothサービスは、1~4人で組織的な音声・行動を必要とする中小企業向けの無料クラウド電話サービスです。Phoneboothは着信のみに対応し、自動応答機能により複数の部署(最大50件の内線)に通話を転送したり、録音されたビジネス情報を発信者に提供したりできます。
Phoneboothでは、顧客用のフリーダイヤル(800番)を設定したり、既に使用している他の電話番号からの通話を転送したりすることもできます。また、ボイスメールの文字起こしも行っており、月額50件の文字起こしが無料でご利用いただけます。
Bandwidth.comは無料サービスで収益を上げることはまずないでしょうが、Phoneboothのユーザーが増えるにつれて、より高額なホスト型PBXサービスに移行してくれることを期待しています。無料サービスからさらに高機能なサービスへと進化したのが、着信通話に対応し、複数のIP電話をデスクに設置できるPhonebooth On Demandです。
オースティンではまだまだたくさんのアプリが楽しめますよ。まだバーベキューも食べていないので、お楽しみに。