
インターネット接続が限られていたり、3Gの電波が届かない地域に住んだり、滞在したりしたことがあるなら、メールをちょっとチェックするだけでもどれほどイライラするか、よくご存知でしょう。そんな地域に住んでいる人は、Wi-Fi拡張ロボットのような製品に投資してみるのも良いかもしれません。
ノースイースタン大学の学生が開発したこの戦車のようなマシンは、ネットワークインフラが十分に整備されていない危険なエリアでWi-Fiを探知します。遠隔操作が可能で、Eee PC(Linux、Arduino、Node.js搭載)を搭載し、戦車の頭脳として機能します。
150ポンド(約65kg)のロボットは、専用のWi-Fiネットワークで制御されており、背面のリピーターユニットによってネットワークの延長が可能です。アルミニウム製のロボットはバッテリーで約12時間駆動し、GPSトラッキング、夜間視認機能付きの傾斜式ウェブカメラ、マイクを備えています。つまり、タンクをWi-Fiを探しに送り出す間、ロボットが見ているものを確認できるため、操作が容易になります。また、接続に成功した際には、正確な位置をメモしておくことができます。
Wi-Fi拡張ロボットを制御するためのソフトウェアはカスタムビルドされており、ロボットのカメラ、速度、方向の制御、リピーターによるロボットの通信範囲の拡張、そして最も重要な接続の監視が可能です。このソフトウェアにはWebインターフェースも搭載されているため、あらゆるデバイスからロボットを制御できます。
このようなロボットはどんな用途があると思いますか?何に使いたいですか?ぜひ下のコメント欄にご意見をお寄せください。
[グレンチ]
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