
タッチスクリーンのインターフェースのおかげで、アプリやウェブページを指一本でフリック操作するのは本当に簡単です。でも、マルチタッチ操作をしなければならない時は、いつも少し面倒です。もう片方の手でスマートフォンを操作しなければならないのに、その手にはシェイクシャックのハンバーガー(In-n-Outより美味しい!)や飲み物を持っているかもしれないからです。[編集者注:シェイクシャックがIn-n-Outより美味しい?あり得ない!]
カルガリー大学インタラクションズ・ラボの6人の研究者が、「Fat Thumb」と呼ばれる新しいタッチスクリーンインタラクション技術を開発しました。このタッチスクリーンソフトウェアは、親指の接触面積をシミュレートした圧力として追跡し、1本の指で操作やマルチタッチジェスチャーを実行できるようにします。
科学者たちは、親指の先だけで地図をパンできるタッチソフトウェアをテストしました。同時に、親指全体を画面に押し当てることで、簡単にズームインとズームアウトを切り替えることができました。
ファットサムシステムがあれば、タッチスクリーンの操作がはるかに簡単かつ快適になります。しかし、さらに重要なのは、指の爪、指先、そして指の腹を区別できるタッチスクリーンインターフェースが、シングルタッチ操作の全く新しいサブセットを切り開く可能性があることです。
Fat Thumbは、Sebastian Boring、David Ledo、Xiang 'Anthony' Chen、Nicolai Marquardt、Anthony Tang、そしてSaul Greenbergによる研究プロジェクトです。このプロジェクトは、9月にサンフランシスコで開催されるMobile HCI 2012カンファレンスで発表されます。
[カルガリー大学、Engadget経由]
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