
電話をスクリーニングしたり、非通知の番号が発信者番号に表示されると疑念を抱くタイプの人の場合、火曜日に発表された新しいサービスが、匿名の電話を受けることによる不安や煩わしさを軽減するのに役立つかもしれません。
TelTech Systemsが提供するTrapCallは、発信者番号をブロックした相手から、電話番号だけでなく、場合によっては名前や住所まで表示できます。また、不要な発信者を電話番号でブラックリストに登録し、Web上でボイスメールを聞くこともできます。

携帯電話のユーザーは、発信したい番号の頭に「*67」を付けるだけで、発信元の電話番号を隠すことができました。しかし、TrapCallは、800番の番号を利用します。800番の番号は、着信料を支払っているため、発信者の身元が常に表示されます。
TrapCallの基本サービスは無料でご利用いただけます。まず、携帯電話の設定を行い、拒否、不在着信、不在着信をサービスのフリーダイヤル番号に転送します。すると、800番の番号が発信者の身元を明らかにし、通話をお客様の携帯電話に転送します。
そのため、非通知番号からの電話がかかってきた場合、通常ボイスメールに転送するのと同じキーを押すだけで、TrapCallが発信者の身元を明かした上で、電話を折り返しあなたに転送します。この処理には約6秒かかるように設定されており、その間に匿名ではなくなった発信者には通常の呼び出し音が聞こえます。
TrapCallは、無料の発信者番号表示とブラックリスト登録機能に加え、有料サービスも提供しています。追加料金をお支払いいただくと、発信者の名前と住所を随時取得したり、着信を拒否したり(着信をTrapCallからボイスメールに転送するだけで無料でも可能)、不在着信通知(電話がオフで発信者がメッセージを残さなかった場合でも通知)したりすることも可能です。
さて、もしあなたが電話の相手側で自分の電話番号を隠したいなら、TelTech Systemsは以前からSpoofcardという、ユーザーが任意の電話番号を着信IDとして送信できる物議を醸している製品を提供しています。Spoofcardを使うと、通話相手はあなたの電話番号ではなく、あなたが望む任意の電話番号を見ることができます。