
これがQbo。車輪のついた、かわいい小さなロボット。人の話を聞いたり、話したり、さらには自分で認識したりもできるんです。マジで。
下の動画では、Qboが技術者と対話する様子を見ることができます。オープンソースの音声認識ソフトウェア「Julius」を使って、Qboは技術者の声をすぐにアルトゥーロだと認識します。アルトゥーロの指示に反応し、画像からペンギンを識別し、向きを変えて「自己学習」します。
Qboの視覚能力は、立体視によって視覚と学習を可能にするため、非常に複雑です。片方の目は「物体認識」に、もう片方の目は「顔認識」に使われます。
Qboは物体を学習する際、まず目とSpeeded Up Robust Feature(SURF)を用いて、画像の特徴(端点、曲線、直線など)に基づいて画像を識別します。その後、画像に単語を割り当て、内部の知識データベースに保存します。Linuxのマスコットの絵がペンギンであることを学習したのと同じように、Qboはペンギンの反射画像に「myself(自分)」と「me(私)」を割り当てました。
鏡に映った自分を見るのは私たちにとっては比較的簡単なことのように思えますが、自分自身を認識すること、いわゆる「ミラーテスト」は、ほとんどの生物でさえ成し遂げられない偉業です。だからこそ、猫は鏡に映った自分の姿を見てパニックになったり、シューッと鳴いたりするのです。かわいそうな猫ちゃん。
科学者たちの次の計画は、Qboが前方に別のQboを見つけた場合に何が起こるかを調べることです。願わくば、これが画期的な実験の成功となることを願っています。あるいは…
[The Corpra、Engadget経由]
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