Spring DesignのAlex eReaderを待ち望んでいた方は、もう待つ必要はありません。珍しいダブルディスプレイデザインを採用したこの電子書籍リーダーは、現在予約受付中で、4月14日に出荷予定です。
Alex eReaderは、CES 2010で発表された際、その斬新なデザインで大きな注目を集めました。6インチのE-Inkディスプレイと、その下に3.5インチのLCDディスプレイが搭載されています。しかし、この2つ目のディスプレイは高価です。Alex eReaderの価格は399ドルで、AmazonのKindle 2やBarnes & NobleのNookといった競合製品よりも100ドル以上も高価です。しかし、私がこれまでAlexを使ってきた中で感じたのは、このディスプレイがAlexの効率性と使い勝手に大きく貢献しているということです。

Spring Designは本日、このデバイスの基本仕様を発表しました。AlexはEPUB、PDF、HTML、TXT形式のファイルをサポートしています。Wi-Fi接続とAndroidウェブブラウザも搭載しています。電卓、メール、フォトギャラリー、音楽プレーヤーなど、一部のGoogle Androidアプリも付属しています。Android Marketへのリンクはありませんが、androidfreeware.comなどのサイトからAndroidアプリをダウンロードできます。
Alexの特に興味深い点は、デバイスに直接ファイルをダウンロードして読み取ることができることです。例えば、WebブラウザでPDFをダウンロードし、Alexライブラリに保存して、Alexの電子ディスプレイでそのPDFを読むことができます。これは、AppleのiPhoneなどのデバイスでは今のところできない機能です。
現時点では、BookStore アイコンは Google ブックスにリンクしています。Spring Design がさらなる書店との提携を発表すると、追加のリンクが表示されます。