Samsung Galaxy S II Epic 4G Touch for Sprintは、4.52インチの巨大なディスプレイを搭載した、驚くほど薄くて軽いAndroidスマートフォンです。美しいデザインですが、AT&T版Galaxy S IIと比べると、やや洗練度に欠ける印象です。

Epic 4G Touch(Galaxy S IIで唯一、別名を持つモデル)は、誤解しないでいただきたいのですが、高品質なスマートフォンという印象です。Super AMOLED Plus画面は明るく鮮明で、色彩も豊かです。しかし、ディスプレイが大きくなったため、AT&TのGalaxy S IIよりも文字が大きく、鮮明度も低く、Epic 4G Touchはややシンプルな印象です。

Epic 4G Touchは、なぜかAT&T Galaxy S IIよりもプラスチック感がありました。手に持つと、この端末が数百ドルもするなんて信じられません。こんなに軽くてスリムです。T-MobileのHTC Sensation 4Gと並べてみると、Epic 4G Touchの方がスリムで幅が広いため、アルミ製のユニボディを持つSensationはかなり重く感じました。

オリジナルのSamsung Epic 4Gとは異なり、Touchには物理的なQWERTYキーボードが搭載されていません。タッチスクリーンよりもハードウェアキーボードを好むユーザーが多いため、これは一部のユーザーにとって致命的な欠点となるかもしれません。
Epic 4G Touchでは、画面間の移動やアプリの起動が非常に軽快でした。しかし、どういうわけか、私が実際に試用した端末は3G回線でしか動作しなかったため、ストリーミングやウェブの読み込みは4G回線やWi-Fi回線での動作ほど速くありませんでした。しかし、Samsungの新しい音声コマンドは驚くほどうまく機能し、ほぼあらゆる操作をスマートフォンに指示できます。「ブラウザを開いて」と言えば、ほぼ瞬時にブラウザが起動しました。Samsungはこのカスタムアプリの開発に素晴らしい成果を上げました。

SamsungのAndroid向けカスタムオーバーレイであるTouchWizは大幅に合理化され、よりすっきりとした見た目になりましたが、Epic 4G Touchでは、一部のウィジェットはもう少し洗練されているように感じられました。例えば、カレンダー画面には、今日のカスタムユーザーインターフェースに期待される曲線的な角やグラデーションが欠けています。
それでも、Epic 4G Touch は大きな進歩のように思えます。軽くて薄いデザインと、その高速な応答性の組み合わせは、他に並ぶものがありません。