ウォール・ストリート・ジャーナル紙の月曜日の報道によると、グーグルはデータサービスとマッピングアプリケーションの空中配信を進化させるべく、ドローンメーカーのタイタン・エアロスペースを買収する。
契約条件は明らかにされていない。タイタン社が「大気圏衛星」と呼ぶ航空機は、同社によると、長期間にわたり空中に留まるよう設計されており、音声・データサービスを提供できるほか、地球の画像を撮影したり、大気圏ベースのセンサーシステムを搭載したりできる。
フェイスブックは今年初め、同社買収交渉を行っていた。しかしその後、自社で太陽光発電式無人航空機を製造している英国企業アセンタからチームメンバーを採用すると発表しました。
ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によれば、タイタンとその従業員約209人はニューメキシコ州に拠点を置き続けるという。
報道によれば、タイタンチームは、世界中のより多くの人々にインターネットアクセスを提供するために高高度気球を建造しているグーグルのプロジェクト・ルーンと緊密に協力する予定だという。

タイタンの無人太陽光発電航空機「Solara 50」。
グーグルもタイタンもコメントにすぐには応じなかった。
報道によると、タイタンは、より効率的にエネルギーを生成する空中風力タービンの開発を目指すグーグルの初期段階のプロジェクトであるマカニとも協力する可能性があるという。
報道によれば、軽量飛行体のための先進的な材料設計や、風予測および飛行計画のアルゴリズムがチームの焦点となるという。