この記事の投稿から数時間、あるいは数分以内に、スペースシャトル「エンデバー」は大気圏に再突入し、NASAケネディ宇宙センター(KSC)のメリット島に着陸します。計画通りに進めば、シャトルは6月1日午前2時32分(米国東部夏時間)に着陸する予定です(悪天候の場合は午前4時11分まで延期される可能性がありました)。[編集者注:最新情報は下記をご覧ください。]
NASAはエンデバー号に軌道離脱の「ゴー」を出した。東部夏時間午前1時29分、シャトルの軌道制御システム(OMS)エンジン2基が点火し、ケネディ宇宙センター(KSC)への帰還経路に設定された。NASAによると、このエンジンによりエンデバー号は時速201マイル(約323キロメートル)減速した。東部夏時間午前2時3分には後戻りはできなくなる。この時点でシャトルは大気圏に突入し始めるからだ。午前2時12分頃に加熱ピークが始まり(午前2時22分頃に終了)、午前2時16分には減速のための最初の「ロール反転」操作を開始する。エンデバー号は午前2時31分頃に亜音速まで減速し、午前2時35分23秒ちょうどに着陸する予定だ。
これはエンデバー号の最後の飛行となるので、見逃したくないですね。エンデバー号の最後の降下に関する最新ニュースはNASAでご覧いただけます。また、Google Earthで降下の様子(そして次回のシャトル打ち上げ時の上昇の様子)を追跡することもできます。NASAのウェブサイトにアクセスして、詳しい手順をご確認ください。

その他のニュースとして、スペースシャトル「アトランティス」は7月8日に打ち上げられる予定です。アトランティスは現在、ケネディ宇宙センターのロケット組立棟から39A発射台へと移動中です。NASAにとって、1機のシャトルを降ろし、もう1機を打ち上げるという、まさに一大イベントとなる夜です。
最新情報:スペースシャトル「エンデバー」は、東部夏時間午前2時35分36秒にメインギアが、午前2時35分04秒にノーズギアが、そして午前2時35分36秒に車輪が停止し、無事に着陸しました。これにより、エンデバーの宇宙飛行時間は299日、地球周回軌道は4,671周、飛行距離は1億2,288万3,151マイル(約224,683,151キロメートル)に達しました。NASAとエンデバーの乗組員の皆様、またしても飛行成功おめでとうございます!
[NASA]
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