
マイクロソフトは金曜日、過去18ヶ月間でWindows 7のライセンス販売数が3億5000万件を超えたと発表した。この節目はWindows 7の普及が勢いづいていることを示すものだが、マイクロソフトは新規PCに同梱されたライセンス数とアップグレードライセンス数について内訳を明らかにしていない。
Windows 7は目覚ましい成長を遂げているものの、市場シェアは24%で、上位機種であるWindows XPに次ぐ2位にとどまっています。XPは依然として市場シェア約55%を占めています。しかし、Microsoftがこのペースで販売を続ければ、Windows 7は最も人気のあるOSになる可能性を秘めています。Alex Wilhelm氏がThe Next Webに寄稿した計算によると、Microsoftは過去18ヶ月間で1分間に450本のWindows 7を販売していました。つまり、 ArsTechnicaの推計によると、Windows 7は12ヶ月から15ヶ月以内にXPを追い抜くことになります。

「IDCなどのアナリスト企業は、企業の90%以上が現在Windows 7への移行を進めていると推定しています」と、Microsoftのブランドン・ルブラン氏はWindows Team Blogに記しています。この移行により、企業はPC1台あたり年間約140ドルの節約が可能になるとルブラン氏は主張しています。「Windows 7のこれまでの、そしてこれからも続く勢いは信じられないほどです。」
Windows 7は、18ヶ月間でわずか1億8000万ライセンスしか販売されなかったVistaと比べて、特に好調です。GeekWireの推計によると、ライセンス販売台数とPC出荷台数を比較すると、Windows 7はVistaを圧倒しています。IDCのデータによると、Windows 7のライセンスは18ヶ月間のPC出荷台数全体の68%(5億1700万台中)を占め、Vistaは出荷台数4億台中わずか45%でした。
来年末にリリース予定のWindows 8は、Microsoftの次期OSとなる予定です。没入型ブラウジング、PDFリーダー、アプリストア、リボンツールバー、ロック画面など、どのような新機能が搭載されるのか、詳細が徐々に明らかになり始めています。Windows 8は、タッチ操作に最適化されたインターフェースにより、デスクトップとタブレットの垣根を越えるとも言われています。
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