
10月に、DARPAとボストン・ダイナミクスが、兵士が不整地で重い荷物を運ぶのを支援するという興味深いロボットプロジェクトについてお伝えしました。当時、LS3/AlphaDogプロジェクトはまだ開発の初期段階で、この忠実な相棒ロボットは外出すら許されていませんでした。しかし、今、状況は変わりました。
DARPAはついに子犬を屋外に連れ出し、テストを行うことを許可しました。100ポンドもの重装備を背負った状態でも、AlphaDogは丘を駆け下り、木や人間、岩などの障害物を難なく回避することができました。しかし、最も重要なのは、遠隔操作を必要とせずに、群れの中の特定のメンバーを追跡する能力を実証したことです。
さらに、LS3(脚部部隊支援システム)ももはやスケルトンではなく、上のコンセプトイメージに少し近づき始めています。
LS3が屋外テストに合格したことを受け、DARPAは今後、このロボット荷物運搬ロボットが音声コマンド(例えば「座れ」「止まれ」「こっちへ来い」など)に応答する能力の開発に取り組み、その真の強度を検証する。DARPAはAlphaDogの能力をまだ完全にはテストしていない(AlphaDogの設計目標の一つは、充電なしで24時間連続で400ポンド(約200kg)の荷物を運搬することだ)。
海兵隊と陸軍は、夏までにこのロボットの実地試験を目にすることになるでしょう。今後の試験結果、特にAlphaDogが実際の(訓練された)犬のようにプログラムされている様子を見るのが楽しみです。下の動画で、その動作をご覧ください。
[DARPA、IEEE Spectrum経由]
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