
マリッサ・メイヤーはヤフーで多くの課題に直面している。衰退しつつあるインターネットのスターは火曜日に第2四半期決算を発表したが、売上高と利益はともに前年同期比でわずかに減少した。
パートナーへの手数料を差し引いたヤフーの6月30日締め四半期の売上高は10億8000万ドルで、前年同期をわずかに下回った。トムソン・ロイターによると、金融アナリストは売上高を11億ドルと予想していた。
純利益は2億2,660万ドルで、前年同期の2億3,700万ドルから減少した。ヤフーによると、1株当たり利益は前年同期比横ばいの0.18ドルだった。
テクノロジー業界は、長年グーグルの幹部を務めてきたメイヤー氏が、記者やアナリスト向けのヤフーの四半期決算説明会に出席するかどうかを、火曜日の午後、注視している。CEOは通常、この説明会に出席するが、メイヤー氏にとってはこれが新職の初日となる。
ヤフーは月曜日、メイヤー氏を新社長兼CEOに迎え入れたと発表した。この人事は多くの人にとって驚きだった。メイヤー氏はグーグルの創業当初から在籍し、同社のサービスの外観や雰囲気を決定づける上で重要な役割を果たしてきたからだ。
調査会社eMarketerによると、ヤフーでは、検索市場でのシェアを強化し、数四半期にわたり低迷しているディスプレイ広告事業を改善する方法を見つける必要があるという。
eMarketerによると、米国オンライン広告市場におけるYahooのシェアは、2009年の15.7%から昨年は9.5%に低下した。市場全体は今年大幅に成長すると予想されるものの、Yahooのシェアはさらに低下し、7.4%になるとeMarketerは予測している。
ヤフーは、直近の四半期において、トラフィック獲得費用を含むディスプレイ広告の収益が5億3,500万ドルで、前年同期比2%増となったと発表した。検索広告の収益は、同じく獲得費用を含めて4億6,100万ドルで、前年同期比1%減となった。
上記の利益には、リストラ費用と取引関連費用が含まれています。これらの費用を除いた場合、ヤフーの純利益は1株当たり0.27ドルとなり、金融アナリストの予想を上回ったとヤフーは発表しました。
ジェームズ・ニコライはIDG News Serviceでデータセンターとテクノロジー全般のニュースを担当しています。Twitterで@jniccolaiをフォローしてください。メールアドレスは[email protected]です。