Googleとそのサービス(検索、Googleマップ、Gmailなど)の普及率を考えると、同社はユーザーに関する膨大な情報を収集できます。Googleは、収集された情報は匿名化されており、個人を特定することはできないと主張していますが、電子プライバシー情報センター(Epic.org)などの多くのプライバシー擁護団体はこれに異議を唱えています。Firefoxアドオン(https://[removed-link]/downloads/file/fid,156017-order,4/description.html、無料)が役立ちます。

Googleアラームは、Googleからあなたのプライバシーを実際に保護するわけではありません。むしろ、あなたに関する情報がGoogleサーバーに送信される頻度を表示します。あなたに関する情報が送信されるたびにアラームが鳴り、画面に情報が表示されます。その時点で使用されているGoogleサービスの種類、そしてあなたがアクセスしたサイトのうち、あなたの情報をGoogleに送信しているサイトの数と割合が表示されます。
Googleに情報が送信されるために、Googleが所有するウェブサイトにアクセスする必要はありません。GoogleアナリティクスやGoogle AdSenseなど、Googleのサービスを利用しているウェブサイトであれば、アクセス可能です。このソフトウェアを使えば、Googleがあなたに関する情報をどれほど頻繁に、そして多くの場合、予期せぬタイミングで取得しているかに驚くでしょう。しかし、このソフトウェアは実際にはそのような状況に対して何もできません。ただ、情報が取得されたことをユーザーに通知するだけです。
なお、アラームの音がうるさい(空襲警報のような音なので、確かにうるさいでしょう)という方は、同じページから「職場向け」バージョンをダウンロードできます。Googleアラームと全く同じ機能ですが、同僚が机の下に潜り込んで「身を隠そう」とする機能以外は、全く同じです。
検索大手であるGoogleにあなたの情報を送信するサイトを避けたいなら、Google Alarmが避けるべきサイトを教えてくれます。もちろん、Googleに情報を送信するサイトの多さを考えると、現実的ではないかもしれません。とはいえ、少なくとも、あなたの情報の多くがあなたの管理下からGoogleの手に渡ってしまうことを常に思い出させてくれるのです。