タッチスクリーン、2倍
クラムシェルデザインとデュアルタッチスクリーン(そのうち1つはナビゲーションコントローラーとしても機能)を備えたAcer Iconiaは、明確なデザインメッセージ「タッチの時代」を体現しています。閉じた状態では、Iconiaは他のノートパソコンと見た目は変わりません。しかし、開くと、Iconiaは他のノートパソコンやスレートとは一線を画す存在となります。
タッチスクリーン(上部と下部)

デュアルタッチスクリーンディスプレイの別の角度から。Iconiaの秘密は、Acerが独自に設計したタッチ&ジェスチャーソフトウェアにあります。それでは、その機能を見ていきましょう。
グレアが発生しやすいLCD

残念ながら、デモ機のサブディスプレイ(初期生産モデルではありますが)は反射が目立ちました。さらに、LCDとタッチスクリーン層の間に隙間がかなりあり、それがさらに反射を助長していました。
キーボード

「ハンズオン」ディスプレイの表面に手のひらを置くと、バーチャルキーボードが表示されます。正直なところ、Apple iPadよりも入力しやすいと感じましたが、触覚フィードバックや、指が動く際に押したボタンを知らせるポップアップ文字がなかったのは残念でした。それでも、ソフトウェアキーボードというアイデアは興味深いものです。ゲーム用、動画編集、画像編集用のカスタムキーボードが突如実現可能になるのです。
リング

Iconiaのナビゲーションの中核を成すのは、リングインターフェースです。5本の指を下のディスプレイ(Acerはこれを「ハンドスクリーン」または「ナビゲーションスクリーン」と呼んでいます)に当てるとリングが起動します。ホイールがポップアップし、スクロールすることで指操作に最適化されたアプリにアクセスできます。
ビデオへのアクセス

リングは、デジタルメディアに直感的にアクセスできるように設計されています。例えば、ホイールを回してビデオセクションに移動するだけで…
ビデオを閲覧する

…ビデオ ファイルを参照するためのフォルダー インターフェイスに入ります。
写真へのアクセス

写真ライブラリの閲覧方法は、動画の閲覧とほぼ同じです。写真アプリまでスクロールすると、写真がフォルダごとに表示され、指でタップするだけでアクセスできます。
自分だけの思い出を作る

スクラップブックを使用すると、さまざまなソースからメディアの一部を切り取ってコンテンツを作成できます。
スクラップブック:結果

…そして、落書きをしたり、指で画面にテキストを書いたりするなど、すべてを一度にまとめることもできます。(アプリの中には、手書き認識コンポーネントもあります。)

Social Jogger にスピンすると、すべてのソーシャル メディアの更新を並べて表示できます。

ここで示されているのは (左から右へ)、Facebook からの更新、YouTube の人気動画、Flickr です (残念ながら、このデモ モデルのアカウントには画像が表示されませんでしたが、それが意図されたものです)。
日記

この個人ジャーナルのオプションまでスクロールします...
私の日記

…そして、毎日更新されるパーソナライズされたコンテンツのスニペットが表示されます。
リングコントロール

Ringは素材の切り取りをサポートし、キーボードやその他の機能へのアクセスオプションも提供します。また、ジェスチャーナビゲーションも認識するように設計されています…
独自のジェスチャーを作成する

…ここに掲載されているAcer提供の2つのジェスチャーに加え、ユーザー定義のジェスチャーも含まれています。ジェスチャーナビゲーションの作成は簡単です。ジェスチャーエディターで「新しいジェスチャーを追加」を選択するだけです。
ジェスチャーエディター:白紙の状態

ジェスチャーを作成するには、空白のボックス内で動きを作り、そのジェスチャーで実行したいアクションと関連付けるだけです。宣伝通りの動作です。ある意味、これはまさにうってつけです。Acer Iconia を、その使用パターンと可能性がまだ十分に実現されていない白紙の状態と考えるのが適切だからです。Acer は、指を使ったコンピューティングとクリエイティブな作業に革命を起こすべく、大きな進歩を遂げてきました。