Android版とiOS版のCortanaは、12月の刷新を経て、これまで以上に使いやすくなりました。刷新が完了した今、MicrosoftはAndroid版Cortanaに新たな計画を練っています。
MSPowerUser は最近、Android 上の Cortana (ベータ版) のテスト バージョンで、Android スマートフォンのロック画面に Cortana を追加する機能を発見しました。そうです、ベータ版にはベータ版があるのです。

Android 用の Cortana。
テスト プログラムのユーザーには、Cortana アプリ内で、ロック画面で Cortana を有効にするかどうかを尋ねるポップアップ ウィンドウが表示されます。
承認されると、ロック画面にCortanaアイコンが表示され、それをスワイプすることで、スマートフォンのロックを解除することなくMicrosoftの音声アシスタントにアクセスできるようになります。Cortanaがロック画面の左下隅にあるGoogle Nowのマイクに置き換わるのか、それとも別のアイコンを追加するのかは不明です。
MSPowerUserによると、Cortanaのロック画面設定は補完的な機能であり、現在のロック画面設定をオフにしたり置き換えたりするものではありません。ほとんどのユーザーにとってはそれほど重要ではありませんが、カスタムロック画面アプリを使用しているユーザーにとっては、新機能の重要な部分となるでしょう。
MSPowerUserによると、ロック画面のCortanaは起動前にPINの入力を求めないことも注目すべき点です。つまり、デバイスに物理的にアクセスできる人なら誰でもCortanaにアクセスできるということです。カレンダーをCortanaに接続している場合は、問題が発生する可能性があります。
これが重要な理由:パーソナルデジタルアシスタントは、どこからでもアクセスできる場合に最も効果的に機能します。だからこそ、MicrosoftはWindows 10 Anniversary UpdateでCortanaのロック画面オプションを追加し、Google Nowでは最新のAndroidスマートフォンのロック画面から音声起動を提供しています。Android版Cortanaの機能強化は、Windows搭載デバイスを使用していない場合でもユーザーをMicrosoftのエコシステムに引き留めるという、Microsoftのより広範な目標にも合致しています。