T-モバイルは、顧客のニーズにさらに柔軟に対応できるようにした新しいプランを導入した。これは、AT&Tとの合併案が進む中で、同社が自社の価値提案を維持しようとしている兆候だと考えられる。
7月24日に開始されるすべてのプランは、新規・既存顧客ともに2年間の契約が必要です。ユーザーには、テキストメッセージとデータ通信が無制限となる音声通話プランのオプションが提供されます。その後、2GB、5GB、10GB単位で利用可能な高速データ容量を選択できます。

ただやり方が違うだけだ
AT&TとVerizonは無制限プランを廃止しましたが、T-Mobileはそのまま残しています。代わりに、一定量の帯域幅を超えるとデータスループットを大幅に制限することを選択しました。これらの新プランでは、ユーザーは制限の開始時点を制御できるようになります。
これにより、データ通信とテキストメッセージ無制限、そして2GBのデータ容量が付いた2回線プランの料金は月額99.98ドル(1回線あたり49.99ドル)となります。T-Mobileによると、AT&Tの同様のプランでは、2GBのデータ容量のみで199.99ドル、Sprintではデータ無制限で209.98ドル、Verizonでは2GBのデータ容量制限で209.99ドルとなります。
消費者がスマートフォンの購入代金を1回線あたり月額15ドルの分割払いで支払えるオプションを追加しても(正直言って、その仕組みはわかりにくい)、プランは月々の料金がさらに安くなり、年間で節約額が積み重なっていく。
懸念と混乱
Tモバイルは、AT&Tによる買収が迫る中、超過料金をなくし、無線通信料金の抑制に真剣な姿勢を示すことに熱心であるようだ。料金値上げの問題は議員たちを懸念させており、中にはそうした懸念から買収の否決を求める議員もいる。
一つ確かなことは、T-Mobileはこれらのプラン、特に端末購入の分割払いプランのメリットをきちんと説明する必要があるということです。前払いで数百ドルも節約できるのに、なぜ端末を正規の小売価格(しかも契約も)で購入したいと思う人がいるのでしょうか?
T-Mobileは、携帯電話の補助金制度を廃止しようとしているのでしょうか? 顧客がこのオプションで無利息かどうかはさておき、なぜそんなことをしようとするのか理解できません。
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