Asus ZenBook Proは常に価格と性能のバランスを追求してきましたが、その外観は比較的平凡なものに落ち着いていました。しかし、もう違います。AsusがComputexで披露したAsus ZenBook Pro 15 (UX580) は、鮮やかな色彩と優れたセカンドスクリーン、ScreenPadを搭載し、タッチパッドとしても機能します。
UX580は、最近発表されたIntelの高性能Core i9マイクロプロセッサとNVIDIA GeForce GTX 1050 Tiグラフィックスを搭載したUX550Gをベースにしたモデルです。ZenBook Proは、Adobe RGBカバー率100%、ΔE <2の色精度に調整された4K「NanoEdge」ディスプレイも搭載しています。
ScreenPadはディスプレイ上のF6ボタンで操作でき、複数のモードを切り替えられます。オフの状態では、ScreenPadの見た目、操作感、動作は普通のタッチパッドと変わりません。しかし、ScreenPadを有効にすると、特別な機能を持っていることがすぐに分かります。

え、あれはビデオ画面?はい、Asus ScreenPadです。
基本的なScreenPadモードでは、ScreenPadは一種のスクリーンセーバーのように機能し、トラックパッドに美しい静止画像の背景を投影します。ノートパソコンのアクセントとしては良いのですが、機能的な部分はほとんどありません。
ScreenPadを拡張ディスプレイモードにすると、ScreenPadをセカンダリディスプレイとして使用できます(この動画では、YouTube動画を「フルスクリーン」モードで再生しています)。また、きめ細かな操作が可能なコントロールパネルとしても使用できます。
ASUSは、ScreenPadにOfficeコントロールを組み込むためにMicrosoftと協力し、今後さらに多くの開発者と連携していく予定だと述べています。ScreenPad SDKも計画されています。ASUSの広報担当者によると、線幅や色合いを調整するスライダーなど、これらのコントロールを指先で操作できるようにすることで、メインのタッチスクリーンで操作するよりも直感的で使いやすくなるとのことです。これは、ScreenPadが単なるギミックではないことを示す証拠です。
本稿執筆時点ではScreenPadの解像度はまだ入手できませんでした。ASUSによると、2,299ドルのAsus ZenBook Pro 15 (UX580)は7月下旬に出荷予定とのことなので、もうすぐ試用できるでしょう。