
GeekTechの記事アーカイブをざっと見てみると、ロボット技術がいかに現実的(そして時に奇想天外)になっているかが分かります。ロボットは今や、私たちが大好きな趣味のすべてで人間に勝てるようになり、重い物を何日も運んだり、髪を洗ったり…何でもこなせるようになりました。現在、研究者たちはバイオ燃料を食べ、汚れた水を飲むだけでなく、排泄もできるロボットの開発に取り組んでいます。
EcoBot III(別名BreadBot)は、英国ブリストル・ロボティクス研究所が開発した自立型ロボットです。葉っぱ、土、そしてもちろん排泄物といった「食べ物」で充電できるだけでなく、猫のようにトイレに「排泄」することもできます。前身のEcoBot IとIIも同様のものを「食べる」ことはできましたが、不要な副産物を排出することはできませんでした。

電気に頼らないトイレトレーニングロボットの開発という目標は、明らかに環境に優しいものです。しかし、EcoBotは実は、大学が進めるより大規模なプロジェクトの一部であり、微生物燃料電池(MFC)技術を用いて、発展途上国で尿(!)から発電するというものです。EcoBotが排泄物を食べる能力があることから、NASAも当然ながらこのプロジェクトに興味を示しています。
もちろん、EcoBotが人間のような能力で世界を席巻する日はまだ来ないでしょう。結局のところ、EcoBotは本質的には「脳」を持たないロボット消化器系に過ぎません。しかし、ビル&メリンダ・ゲイツ財団がこのプロジェクトに資金を提供しており、このプロジェクト自体が何千人もの人々を助ける可能性があります。成功すれば、MFC技術は廃棄物処理や水処理に活用され、鰓を持つロボットの開発にも役立つ可能性があります。
EcoBot IIIが食べ物を見つけ、不要なものを排泄する様子を撮影した動画をご覧ください。このロボットがどのように排泄するのか知りたいですか?BRLの動画では、ロボット内部の排泄能力をテストしています。
[ブリストル・ロボティクス研究所、Geekosystem経由]
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