Canonical が 2 月に Android 向け Ubuntu を発表して以来、具体的な製品詳細がなかったとしても、近々登場する Linux ベースのプラットフォームに対する期待が薄れることはほとんどなかったようです。

提案されたNexPhoneコンセプトは、この秋初めにその関心を再燃させるのに役立ち、月曜日にCanonicalは詳細を示す新しいビデオを投稿しました。
「マルチコアAndroidスマートフォンもPCとして使えるようになりました」と、YouTubeの新しい動画に添えられたテキストには書かれています。「Ubuntu for Androidは、ハイエンドのAndroidスマートフォンで、世界中で最も人気のある無料のPCデスクトップOSであるUbuntuを実行できるようにします。つまり、ユーザーは外出先でも使い慣れたAndroidを使えるだけでなく、スマートフォンにモニター、マウス、キーボードを接続すれば、まるでPCのように使えるのです。」
「よりシンプルな人生」
以下に埋め込まれたアニメーションビデオには、Android 版 Ubuntu についてこれまで伝えられてきた内容に新しい情報は実際には何も追加されておらず、スマートフォンにプリロードされると聞いているほか、新たな製品の詳細やスケジュールは含まれていません。
それでも、「Android 用 Ubuntu を搭載したスマートフォンを入手して、よりシンプルな生活を始めてください」とナレーターは勧めています。
そうなると、製品の発表がもうすぐ行われるのではないかと考えてしまいます。
「デスクトップはキラーアプリだ」
もちろん、Ubuntu サイトには以前から Android 向け Ubuntu 専用のセクションが存在しており、このビデオが公開されて以降、新たな詳細は掲載されていないようです。
それでも、このタイミングは、具体的な製品ニュースの先駆けとなるなど、何らかの意味で重要な意味を持つに違いないと思わずにはいられません。Canonicalの創業者マーク・シャトルワース氏は、Android版Ubuntuを発表した際に「2012年、クアッドコア搭載スマートフォンにとってデスクトップはキラーアプリだ」と発言しており、今年も残りわずかとなっています。
Canonicalに詳細を問い合わせましたが、まだ返答がありません。今のところ、非常に興味深い見通しです。何か新しい情報が入り次第、更新情報を投稿します。