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非営利団体コペンハーゲン・サブオービタルズが開発したオープンソースのティコ・ブラーエロケットHEAT-1Xが、打ち上げに準成功しました。なぜ「準成功」なのでしょうか?発射台からは離陸しましたが、到達高度はわずか2キロメートル。目標高度16キロメートルには遠く及びません。
ロケットはデンマークの宇宙愛好家グループの期待通りに打ち上げられましたが、その後、横に逸れ始めました。コペンハーゲン・サボービタルズのクリスチャン・フォン・ベングソン氏は、ロケットが発射場から飛び出すのを防ぐため、遠隔操作でエンジンを停止しました。しかし、残念ながらパラシュートも正常に展開せず、ロケットは海上に不時着しました。
HEAT-1Xティコ・ブラーエは、胴体先端部に搭乗する1人乗りの弾道宇宙船です。しかし、現在ご覧いただいているロケットには、155ポンド(約80kg)のダミーが搭乗しています。有人飛行設計は、試験飛行範囲よりも高い高度まで飛行できるよう、超大型化される予定です。
このロケットは2008年から開発が進められており、6月3日についに自社製のスプートニク移動式発射台(金属板と鋼鉄製の双胴船)から打ち上げられた。飛行時間は短かったものの、コペンハーゲン・サブオービタルズはその結果に満足している。
[New Scientist、Copenhagen Suborbitals経由]
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