数ヶ月にわたる噂の後も、Appleのタブレット端末についてはまだほとんど何も分かっていません。しかし、それはすぐに変わるかもしれません。Appleは1月26日にサンフランシスコでメディアイベントを開催すると報じられており、そこで主要な製品発表が行われると予想されています。

フィナンシャル・タイムズの匿名の情報源によると、アップルはイエルバ・ブエナ・アート・センターで発表を行う予定だ。このセンターはアップルの最高経営責任者(CEO)スティーブ・ジョブズ氏が9月に新型iPodを披露したのと同じ場所だ。
この噂を裏付ける噂は他にもある。Business Insiderは、Appleが1月にタブレットのデモを行うと報じている。また、Business InsiderはAppleが一部の開発者に対し、フルスクリーン解像度で設計されていればアプリは問題なく動作すると述べ、準備を整えるよう指示したと報じている。New York Timesは、匿名のApple幹部社員の話として、スティーブ・ジョブズ氏がこのデバイスに「非常に満足している」と報じている。このデバイスが来月発売されるとは誰も言っていないが、3月発売の方が可能性が高いようだ。しかし、Appleが実際に計画を公表するのは今回が初めてとなる。
噂話がどれほど馬鹿げたものになっているか、少し考えてみてください。この半年間に読んだAppleタブレットに関するあらゆる報道を思い出してみてください。そして、次のホリデーディナーパーティーで誰かに、そのデバイスがどんなものになるのか説明してみてください。本当に無理です。デバイスの機能やデザインに関する報道は、まさにバラバラです。
Appleのタブレットは9.7インチ画面で800ドル、あるいは6インチ画面で700ドル以下で販売されるという噂があります。また、10.1インチ画面で1000ドルという破格の値段になるという噂もあります。さらに昨日、Boy Genius Reportは10インチタブレットに加えて7インチモデル(価格未定)も発売すると報じました。あるアナリストは最近、このタブレットはOS XかiPhone OSのようなものを搭載すると予測しています。HDビデオの再生、電子書籍の閲覧、そして新聞業界の救済策になるという噂も耳にしています。失礼ながら、他のタブレットでも同じことを期待したいところです。
1月には噂がようやく終息するかもしれないと思うと、とてもワクワクします。しかし、その期待は噂そのものにかかっているので、もう少し辛抱強く待つしかないでしょう。