フェイスブックは来週「何か素晴らしいものを発表する」準備を進めていると、同社CEOのマーク・ザッカーバーグ氏が水曜日、フェイスブックのシアトルオフィスで語った。

同社がどのような計画を持っているのか、またこの機能が、検索大手Facebookが最近限定的なフィールドテストを開始した新しいソーシャルネットワーク「Google+」に何らかの形で対抗するものなのかは不明だ。ロイター通信によると、この新機能はFacebookのシアトルオフィスで開発され、同オフィスは同社のモバイル製品において重要な役割を担っているという。
Facebookがどのような製品を発表するかは完全には確定していないものの、シアトルオフィスの重点分野を考慮すると、多くの批評家はモバイルデバイス関連の製品になると予想しています。また、ここ数週間、Facebookの新しいモバイル製品、特にiPadに関する計画について、数々の噂が飛び交っています。

TechCrunchによると、FacebookはiPad向けにHTML 5ベースのWebアプリを開発中とのことです。噂されているこのWebアプリは、Webベースのモバイルプラットフォームとして設計されており、「(Appleの)モバイルアプリ配信における支配を打ち破る」可能性があるとTechCrunchは報じています。しかし、ニューヨーク・タイムズ紙の匿名の情報筋は、後にこのTechCrunchの報道を否定しました。情報筋によると、Facebookの新しいWebアプリは、近日リリース予定のiPad向けダウンロードアプリの補足としてのみ開発されていたとのことです。
また、ColorやInstagramなどのアプリの共有機能を模倣した、iPhone向けの新しい写真共有サービスに関する提案も聞かれます。噂されている新しい写真共有機能が、Facebookの現在のiPhoneアプリに組み込まれるのか、それともスタンドアロンアプリとして機能するのかは不明です。
新しいソーシャルネットワーキング製品の開発に熱心に取り組んでいる企業はFacebookだけではありません。Googleは火曜日、Facebookと同様にリンク、写真、動画などのウェブコンテンツを友人と共有できる新しいソーシャルネットワーク、Google+をリリースしました。Google+には、最大10人でのビデオチャット機能(Facebookにはない機能)と、Androidモバイルアプリ向けのマルチユーザーチャット機能「Huddle」も搭載されています。
Google の最新のソーシャル機能への取り組みは今のところ好意的な評価を得ているが、5 億人を超える Facebook のユーザーベースと競争したいのであれば、まだ長い道のりが残っている。
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