モノのインターネット(IoT)は、外界を感知するデバイスのネットワークへと進化しています。しかし、生まれつき視覚を持たないデバイスに視覚を追加するにはどうすればよいでしょうか?おもちゃの場合、MorpxのMuモジュールを追加することが考えられます。
中国の開発会社は数週間以内に、レゴ マインドストームEV3やHexbugsなどに追加できる小型の電子眼球モジュール「Mu for Toys」を発売する予定です。Indiegogoで販売を開始する同社によると、価格は1個10ドルと手頃です。特筆すべきは、このモジュールに赤外線送信機が内蔵されており、Muモジュールが「見た」ものを赤外線コントロールを介しておもちゃ本体に伝えることができる点です。
実際には、おもちゃは紙に描かれた線をなぞったり、おもちゃを道に「導く」手の動きを追ったり、ボールを認識したりできるということです。Morpxによると、Muは色や顔さえも認識できるそうです。さらに、音楽を再生したり、いわば「目」として機能する2つのLEDを点灯させたりするようにMuをプログラムすることも可能です。

Mu はおもちゃのロボット (オレンジ) の上と横に座っています。
この装置で数分間遊んでみたところ、Muを搭載したおもちゃたちは、私たちの指の動きだけでなく、線も問題なく追うことができました。しかし、こちらも追うようにジェスチャーで指示すると、少し反応が悪くなりました。ボールを追わせようとしたのですが、Morpx社の指示にしか反応しませんでした。
それでも、これは良い第一歩だ。そして、1個あたり10ドルなので、趣味人にとっては衝動買いだ。