シボレーは、新型2015年型コルベット スティングレイのオーナーに、ダッシュカムとフライトデータレコーダーを組み合わせたようなハイテクシステムを提供する予定だ。
パフォーマンスデータレコーダーは、車両前方の道路の高解像度ビデオを撮影し、ユーザー設定に応じて異なるレベルのテレメトリデータをオーバーレイ表示できます。その結果、プロモータースポーツのテレビ中継で時々放映される映像に似た映像が得られます。

2015年型コルベット・スティングレイのパフォーマンスデータレコーダーのテレメトリ画面
動画は720pで撮影されます。これは高解像度とされる2つの解像度のうち低い方ですが、それでも現在搭載されているほとんどのドライブレコーダーよりも高画質です。カメラはフロントガラス上部のトリムに取り付けられ、フロントガラス越しにドライバーの視点を録画します。音声は車内のマイクで収録されます。
テレメトリレコーダーには、1 秒あたり 5 回、車の位置を捕捉するようにプログラムされた GPS (全地球測位システム) 受信機が搭載されており、エンジン速度、ギア選択、ブレーキ力、ハンドル角度などのデータを伝送する車内ネットワークに接続されています。
最も詳細なテレメトリモードである「トラックモード」では、車はこのデータを記録し、速度、エンジンの回転数(RPM)、重力加速度、地図、ラップタイム(該当する場合)などのその他の情報を表示します。
システムの3つ目、そして最後の部分はデータ記録システムです。車のグローブボックスに隠されたSDカードスロットです。シボレーによると、32GBのメモリカードには約13時間の運転映像を保存できるとのことです。
ビデオは、駐車中のみ、PC または車の 8 インチ車載ディスプレイで視聴できます。

2015年式コルベット・スティングレイ
このデバイスは、火曜日に開幕する国際CESに先立ち、日曜日にラスベガスで発表されました。2015年モデルのコルベット・スティングレイに搭載され、今年の第3四半期まで販売されません。シボレーは価格について「発売が近づいた時点で」発表するとしています。
シボレーは、ドライバー向けに専用ソフトウェアアプリケーション「コスワース・ツールボックス」も提供すると発表した。これは、コルベット・レーシングチームにテレメトリーシステムを納入している英国のモータースポーツエンジニアリング企業にちなんで名付けられた。このソフトウェアは、Bingのサーキット衛星地図にラップタイムを重ね合わせ、ドライバーがパフォーマンスを分析するのに役立つ。