レイア姫のホログラムによる救難信号に衝撃を受けたことを覚えていますか?ノキアとインテルは、同様の3D技術を携帯電話に搭載する取り組みを進めると発表しました。

今後3年間、両社はフィンランドのオウル大学で共同研究を行う予定です。主な目標は、既存のディスプレイ技術向けの3Dインターフェースとバーチャルリアリティ(VR)の開発ですが(詳細はこちら)、より興味深い可能性として、スマートフォン向けのホログラフィック3Dが挙げられます。
「もう一つの潜在的な研究分野としては、電話で話している相手の3Dホログラムを表示する技術の研究が考えられます。これは今日ではSF映画でしか見られない機能です」とインテルのプレス声明には記されている。
同大学のインターネット・エクセレンス・センター所長、ヘイッキ・フオモ氏はComputerworldに対し、完全にインタラクティブなホログラムの開発は「無理がある」ものの、研究者たちはそれを否定していないと語った。しかし、非インタラクティブな画像を開発する可能性の方が高い。フオモ氏によると、研究者たちは「真に没入感のある3Dホログラムを目指している」という。

ホログラフィック3Dは、現時点では必ずしも実用的な技術とは言えないことを認めます。周囲の環境に映る人物の映像よりも、頭部の映像の方が見やすいというシナリオは、私には想像しにくいです。だからこそ、IntelとNokiaの研究プロジェクトは、既存のディスプレイ技術を用いて、IntelとNokiaが共同で開発しているモバイルOS「Meego」用の仮想世界を構築することに主眼を置いているのでしょう。
でも、ポケットサイズのホログラムは、ホバーボードや空飛ぶ車、その他私が見たい未来の偽技術と並んで、まさに理想の姿です。今後数年間、IntelとNokiaにフォースの加護がありますように。