
アマゾンは、12月中に毎週100万台以上のKindleを販売し、ホリデーショッピングシーズン中に数百万台のKindle Fireを販売し、同社の売上記録を樹立したと発表した。
盛んに宣伝されたKindleシリーズは、Amazonの売上ランキングで上位3位を占めました。Kindle Fireがトップを走り、Kindle Touchとタッチ非対応のKindle電子書籍リーダーがそれに続きました。Amazonによると、Fireは7インチタブレットの発売から13週間が経ち、Amazon.comで最も売れている製品であり、ギフトにも選ばれ、最も欲しい製品だそうです。
電子書籍も好調で、ブラックフライデーからクリスマス当日までのKindle本のギフト販売数は、前年同期比で175%増加しました。クリスマス当日には、ギフトを受け取った人々が読書用の書籍をガジェットに詰め込んだため、Amazonでは電子書籍のダウンロード数が過去最高を記録しました。

Amazonは数週間前にも同様のKindle販売データを発表しましたが、いつものように正確な販売数は公表していませんでした。しかし、今年は販売台数についてより具体的な数字を公表し、Kindle FireとKindle電子書籍リーダーの両方で「百万台」単位の販売台数を公表しました。
アマゾンは、メディアから時折批判を受けるものの、Kindle Fireがヒット作であることを証明しなければならないというプレッシャーに直面しているのかもしれない。PCWorldのメリッサ・ペレンソン氏やニューヨーク・タイムズのデイビッド・ポーグ氏をはじめとする一部のレビュアーは、Kindle Fireの洗練度の低さと、時折動作が鈍いインターフェースを批判した。(先週、アマゾンはパフォーマンス向上のため、Kindle Fireのソフトウェアアップデートをリリースした。)ユーザビリティの専門家、ヤコブ・ニールセン氏も、Kindle Fireの「ユーザーエクスペリエンスが期待外れに劣る」と酷評した。
しかし、こうした不満も、何百万人もの人々が199ドルのタブレットを購入するのを阻むことはなかった。Amazonがこれまでに少なくとも200万台のKindle Fireを販売したと仮定すると、初代iPadの販売台数を上回ったことになる。そして、少なくともユーザーレビューやテクノロジーサイトのコメントを見る限り、ほとんどの顧客がこのデバイスに満足しているようだ。実際、多くのアプリやメディアコンテンツを備えたタブレットとしてはこれほど低価格であれば、消費者は多少の欠点は許容してくれるだろう。Amazonは、自社の販売実績でこの点を証明しようとしているようだ。
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