
今年のGoogle I/Oで最大の話題となったのは、GoogleのARグラス「Google Glass」でした。開発者向けプロトタイプの価格は1,500ドル、一般発売は2014年と、ほとんどのゲーマーがこのデバイスを手に入れるにはまだ数年(そして昇給も)かかるでしょう。しかし、私はGoogleの常時表示ヘッドアップディスプレイがもたらすであろうゲームの可能性に既にワクワクしています。Google GlassチームはGlassのさらなる活用方法を模索していると報じられています。そこで、ARゲームの未来を切り開く、思いついたゲームのアイデアを3つご紹介します。
ニンテンドッグス

任天堂自身がGoogle Glass向けのゲームを開発する可能性は低いでしょうが、バーチャルペットを題材にしたゲームは、どの開発者が先にゲームをリリースしたとしても、間違いなく勝利を収めるでしょう。視界のすぐ外で、まるで本物の犬のように注目を集めようと争う小さな犬を想像してみてください。もちろん、出来が悪ければ、愛らしい犬というよりはクリッピーに見えてしまうかもしれませんが、たとえ失敗作であっても、たまごっちのようなユーモラスな魅力があるはずです。
キャプチャー・ザ・フラッグ

Google Glassのゲームでの使い方はあまりにも明白で、このグラスを「テスト」している開発者たちは皆、実はもう一日中これをプレイしているんじゃないかと賭けてもいいくらいだ。プレイヤーはスマートフォンのGPSを使って、こっそりと旗を特定の場所に落とすことができる。すると、その旗が他のプレイヤーのGoogle Glassの画面に表示され、拾って自分の拠点に戻れる。もしプレイヤーが公共の場で馬鹿みたいに走り回らなくてもいいようにゲームをコーディングできれば、ボーナスポイントがもらえるだろう。加速度計をタップして、プレイ中に動きが速すぎるプレイヤーにペナルティを与えるのはどうだろうか?
何かを撮影する

Google Glassのキラーアプリは、誰の目にも明らかな内蔵カメラです。このカメラは、あなたの日々の出来事をリアルタイムで記録したり、見ているものを素早く、そしてさりげなく撮影したりすることができます。これは私たちの仕事や記憶力に大きな生産性をもたらすだけでなく、ゲームの遊び方にも新たな可能性を秘めています。例えば、人気ゲーム「Draw Something」のGoogle Glass版を想像してみてください。ゲーマーはスケッチではなく、実際に外に出て場所やアイデアを写真に撮ることになります。