フェイスブックは水曜日、モバイル広告の好調により四半期売上高が61%増加したと発表した。
同社によれば、6月30日までの第2四半期の売上高は29億1,000万ドルとなり、トムソン・ロイターが調査した金融アナリストの予想28億1,000万ドルを上回った。
Facebookの売上高の大部分を占める広告収入は26億8000万ドルで、前年同期比67%増となった。そのうち62%にあたる16億7000万ドルはモバイル端末向け広告によるもので、2013年比で41%増加した。

Facebookは、第3四半期の純利益は7億9,100万ドルで、前年同期の3億3,300万ドルから138%増加したと発表しました。株式報酬およびその他の費用を除いた1株当たり利益は0.42ドルで、アナリスト予想の0.32ドルを大きく上回りました。
FacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグ氏は発表の中で、第2四半期は好調だったと述べた。「私たちのコミュニティは成長を続けており、世界とつながることで多くの機会が生まれると考えています」と声明は述べている。
Facebookの月間アクティブユーザー数は現在13億2千万人で、昨年の同時期と比べて14パーセント増加している。
フェイスブックが2012年に株式を公開した際、モバイルで収益を上げられるかどうかが投資家の懸念事項だった。しかしその後、同社はこうした懸念を和らげ、今年初めに初めて、売上の半分以上がモバイルによるものだと発表している。
eMarketerによれば、Facebookは今年、世界のモバイル広告市場全体のおよそ22%を占めると予想されており、これは2012年の5%から増加することになる。Facebookの最大のライバルであるGoogleは、市場の半分を占めると予想されている。
スナップチャットやTumblrといった新しいサイトやアプリが登場する中、Facebookが若いユーザーの関心を維持できるかどうか、一部のアナリストの間では依然として懸念が拭えない。ザッカーバーグ氏をはじめとする同社幹部は、水曜日の電話会議でアナリストからの質問に答える際に、これらの問題について言及するかもしれない。
また、Facebookが2012年に買収したInstagramでの広告の成功についても最新情報が提供されるかもしれない。Instagramは昨年11月から広告の配信を開始している。