Linux Mint 14「Nadia」がリリースされてからわずか数週間ですが、この人気ディストリビューションの背後にあるプロジェクトはすでに次のリリースの計画を立てています。

実際、先週、プロジェクトリーダーの Clement Lefebvre 氏が Linux Mint 15 のロードマップを発表しましたが、そのニックネームはまだ決まっていません。
Linux Mint は、過去 1 年ほど DistroWatch のページ ヒット ランキングでトップを維持しており、次期バージョンは幅広い関心を集める話題となっています。
概要を聞きたいですか? Linux Mint 15 で期待される 3 つの機能をご紹介します。
1. シナモン 1.8
GNOME 2 に似た Cinnamon デスクトップ環境がリリースされてからすでに 1 年が経過し、Linux Mint の次期バージョンでは Cinnamon 1.8 が使用される予定です。
この人気のデスクトップに加えて、システム モニター、ターミナル、画像、ビデオ、スライドショー フレームなどのデスクレット (デスクトップ ウィジェット)、カラー スキームを設定できるテーマ、KDE に似たカレンダー イベント、Pulse に似た電子メール通知機能や RSS リーダーなどの新しいアプレットも含まれるようになります。

また、バンプ マップや、Cinnamon と GNOME の両方のプロパティの設定を管理するコントロール センターなどの機能も登場する予定です。
2. ネモ 1.8
ロードマップによると、CinnamonのデフォルトファイルマネージャーであるNemo(Nautilusのフォーク)は、次期Linux Mintリリースでバージョン1.8にアップグレードされる予定です。これに伴い、アクションAPI、ディスク管理、ファイルプレビュー機能、ユーザーインターフェースの改善も予定されています。
3. MDM 1.2
一方、Mint Display Manager(MDM)バージョン1.2では、新しい機能も追加されます。例えば、テーマではテキストフィールドの周囲に枠線を表示できるようになります。
Linux Mint 15 で追加されるその他の新機能には、ソフトウェア管理とライブインストーラーのユーザーインターフェイスの改善、新しいスクリーンセーバーとドライバーマネージャーが含まれます。
UbuntuをベースにしたLinux Mintは、年に2回新リリースをリリースしています。現在のバージョン「Nadia」は11月にリリースされました。