Windowsがあなたの使用状況に基づいてデータを保存していることをご存知ですか?このデータはMRU(Most Recently Used)リストに保存されます。MRUリストには、最近開いたドキュメント、起動したプログラム、よく使うフォルダなどが含まれます。このデータを削除する方法をご紹介します。実はとても簡単です。
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最近開いたファイルとフォルダ
最近開いたファイルとフォルダーのリストを表示するには、Win キーと R キーの組み合わせを押し、最近開いたコマンドを入力して[OK]を選択します。
Windowsエクスプローラーが開き、ファイルリストが表示されます。表示されている項目はショートカットですが、すぐには分かりません。詳細表示でのみ、 「種類」列に「ショートカット」という項目が表示されます。そのため、関連付けられたファイルを削除せずに、項目を削除できます。
リストの保存をオフにする
Windows が最近開いたファイルのリストを保存し続けることを望まない場合は、Windows エクスプローラーの設定でこれを防ぐことができます。
Windows 11では、エクスプローラーの3つの点をクリックし、「オプション」をクリックします。 「最近使用したファイルを表示する」と「よく使用するフォルダーを表示する」の2つの項目のチェックを外します。Windows 10では、 「表示」メニューに「オプション」があります。

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Windows 11 スタート メニューのファイル
「最近使ったファイル」から削除しても、Windows のすべての MRU リストが削除されるわけではありません。最近使用したドキュメントのリストは、Windows 11 のスタートメニューに引き続き表示されます。
Windows の設定で、[プライバシーとセキュリティ] > [アクティビティ履歴] > [アクティビティ履歴の削除] > [削除] を選択し、上部にある [このデバイスにアクティビティ履歴を保存する]のチェックを外します。
次に、設定で[個人用設定] > [スタート]を選択し、 [スタート、ジャンプ リスト、およびファイル エクスプローラーに最近開いた項目を表示する] を[オフ]に設定します。
この記事はもともと当社の姉妹誌 PC-WELT に掲載され、ドイツ語から翻訳およびローカライズされました。
著者: Arne Arnold、PCWorld 寄稿者
アーネ・アーノルドは30年以上にわたりIT業界で活躍し、その大半をITセキュリティ分野に注力してきました。ウイルス対策ソフトウェアのテスト、Windowsのセキュリティ強化に関するヒントの提供に加え、Windowsに最適なセキュリティツールを常に模索しています。現在は新たなAIツールを試用し、それらが私たちの未来にどのような影響を与えるのかを探っています。