画像: サムスン
パソコンのストレージにはどれくらいの速度が必要ですか?おそらく、あなたが思っているほど高速である必要はありません(特にゲーミングPCを自作する場合)。しかし、大きなファイルを移動する場合は、より高速なドライブのメリットを間違いなく実感できるでしょう。Samsung初のフルスペックPCIe 5.0 SSDである9100 Proは、世界最速のコンシューマー向けドライブと言われています。
Samsungは以前、性能の低いGen 5ドライブをリリースしていましたが、990 EvoはPCIeレーンのうち2レーンのみが最新規格に完全にアップグレードされています。一方、9100 Proは標準的な80mm M.2フォーマットのPCIe 5.0 x4ドライブを搭載しており、デスクトップやノートパソコンに搭載できる最新かつ最速のドライブと競合することになります。
Samsungの新ドライブの仕様によると、4TBおよび8TBモデルのシーケンシャル書き込み速度は14,800MB/秒で、Crucial T705(14,500MB/秒と謳っている)のような高速ドライブを大きく上回っています。1TBおよび2TBモデルは14,700MB/秒と、わずかに遅い程度です。Samsungはまた、4TBモデルは動作時の消費電力がわずか9ワットであると主張しています。
もちろん、テスト用に新しいドライブが手元にあるわけではなく、さまざまな要因によって実際のパフォーマンスが Crucial の現在の最高速度である 14,100 MB/秒を下回る可能性もあります。
ヒートシンクの有無にかかわらず、2025年3月からドライブが購入可能となり、価格は2TBモデル(単体)で200ドルから、ヒートシンク付きの4TBモデル(なんと570ドル)までと幅広くなっています。9100 Proの8TBモデルは今年後半まで発売されず、希望小売価格も発売が近づくまで発表されません。
著者: Michael Crider、PCWorld スタッフライター
マイケルはテクノロジージャーナリズムのベテランとして10年のキャリアを持ち、AppleからZTEまであらゆるテクノロジーをカバーしています。PCWorldではキーボードマニアとして活躍し、常に新しいキーボードをレビューに使用し、仕事以外では新しいメカニカルキーボードを組み立てたり、デスクトップの「バトルステーション」を拡張したりしています。これまでにAndroid Police、Digital Trends、Wired、Lifehacker、How-To Geekなどで記事を執筆し、CESやMobile World Congressなどのイベントをライブで取材してきました。ペンシルベニア州在住のマイケルは、次のカヤック旅行を心待ちにしています。