
Arduino は優れたマイクロコントローラですが、プロジェクトを簡単に拡張したり、コンポーネントを素早く交換したりする必要がある場合、BoardX が真価を発揮します。
BoardXは基本的にマイクロコントローラーマザーボードで、パソコンのマザーボードと非常によく似ています。Arduinoや他のマイクロコントローラーとは異なり、BoardXではプロセッサがマザーボードにハンダ付けされていません。BoardXマザーボードの上に重ねて設置する別のボードにハンダ付けされています。そのため、別のマザーボードと簡単に交換したり、さらに上に2つ目のプロセッサを追加したりすることができます。
現時点では BoardX 用のアドオンはそれほど多くありませんが、まだ利用できないアドオンのアイデアがある場合は、独自のアドオンを構築するのに最適な空のボードを入手できます。
Kevin Green氏によって設計・構築されたBoardXは、現在Kickstarterで資金調達中で、皆様からのスポンサーシップと実世界での活躍を競っています。このボードはArduinoボードよりも大きなベース部分を備えており、アドオンを追加しても全体の高さが低く抑えられます。例えば、BoardXに6つのアドオンを追加すると、高さは約7.6cmになります。一方、同じ拡張ボードを搭載したArduinoは約30cmの高さになります。BoardXマザーボードは、Arduinoよりも多くの電力を消費するアドオンに、現在のArduinoよりも多くの電力を供給します。
BoardXはArduino SDKと連携するため、Arduinoについて少しでも知識があればすぐに使い始めることができます。BoardXはArduinoの代替品ではありませんが、物理コンポーネントを素早く変更したい人には最適です。
Arduinoはプロセッサも含めてコンパクトなパッケージにまとめられているという利点があるので、必要なものが既に分かっている場合は、Arduinoの方が安価で、あるいはよりすっきりとした選択肢になるかもしれません。しかし、必要に応じて2つ目のプロセッサを追加できる代替品を探しているなら、BoardXならではの機能と言えるでしょう。
[アップグレード・インダストリーズ、Kickstarter]
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