
Amazon Kindle向けハズブロゲーム「スクラブル」は、7文字の単語スコア、つまり成功と言えるでしょう。Kindleストアでの販売開始からわずか1週間で、この単語ゲーム「スクラブル」は有料アプリのベストセラーリストのトップに躍り出ました。
スクラブルの急成長をさらに驚異的なものにしているのは、Kindleが家電市場においてゲームに最適な端末とは言えないという事実です。このリストのベストセラー上位20冊には、スティグ・ラーソン著『ホーネットの巣を蹴った少女』、ジェームズ・パターソン著『ポストカード・キラーズ』、リチャード・キャッスル著『ネイキッド・ヒート』といった書籍が名を連ねており、その中でスクラブルだけがゲームとしてランクインしていることからも、そのことは明らかです。
4.99ドルで販売されているこのゲームには、2人プレイと1人プレイの両方のモードがあります。2人プレイでは、プレイヤーがターンを終えるたびにKindleがプレイヤー間で受け渡されます。また、スクラブル愛好家ならきっと驚く「ベストワード」機能も搭載されており、プレイヤーが持っているタイルに基づいて、最高得点の単語を自動的に生成します。さらに、ゲームは一時停止して後で再開することも可能です。さらに、プレイヤーのスキル向上を長期的に追跡できる統計トラッキング機能も搭載されています。

ゲームのメーカーであるハズブロ社によれば、Kindle 版の Scrabble は、直射日光下でも最適に表示されるなど、Amazon が最近アピールしているセールスポイントである Kindle リーダーの独自の機能を活用するように改良されたとのこと。
「Kindle版スクラブルが発売からわずか数日でAmazon.comのランキング1位に躍り出たことを大変嬉しく思います」と、ハズブロのデジタルゲーム&メディア担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー、マーク・ブレッチャー氏は声明で述べています。「Kindle版スクラブルは、消費者が望む時に望む場所で、革新的で没入感のあるブランド体験を提供するというハズブロのコミットメントを示す、もう一つの例です。」
ハズブロは、ゲーム大手のエレクトロニクス・アーツとの提携を通じて、1948年以来アナログ形式で1億セットを売り上げてきたスクラブルを、iPad、iPhone、iPad Touch、さまざまな携帯電話、FacebookやPogo.comなどのオンライン会場を含む多数の電子プラットフォームに導入した。