
本当の話です。Firefox の動作が重くて不安定だったこともあり、うんざりしていたので、Google の Chrome ブラウザを試してみることにしました。「試してみる」というのは、数週間メインのブラウザとして使ってみるという意味です。
Chromeはそれなりに気に入っていたのですが、一部のウェブサイト(ガジェットブログのGizmodoなど)の読み込みが非常に遅いことに気づきました。ページコンテンツの大部分はすぐに表示されるのですが、実際にスクロールしたりリンクをクリックしたりするまでに15~20秒もかかるのです。すぐにイライラしてしまいました。
ふと思いついてChromeのインストール済み拡張機能リストを確認してみた。自分でインストールした2つだけが見つかるだろうと思っていたのだが、3つ目の拡張機能があった。McAfee SiteAdvisorだ。私が使っている比較的新しいマシンにプリインストールされていたのだろう。
結果は想像できますか?SiteAdvisor拡張機能を無効にしたところ、Gizmodoなどのサイトの読み込み速度が大幅に向上しました。その後、Firefoxに戻ってSiteAdvisorを無効にしてみましたが、結果は同じでした。これが決定的な証拠だとは言いませんが、もし読み込みが遅いサイトに遭遇し、McAfee SiteAdvisorがインストールされている場合(気づいているかどうかは関係ありません)、削除することを強くお勧めします。(その後、この欄に報告して、改善されたかどうか教えてください。)
この出来事は、私が長年言い続けてきたことと重なる部分があります。それは、セキュリティソフトウェアは往々にして有益よりも有害であり、最小限のツールセットのみを使用するように努めるべきだということです。(SiteAdvisorの代わりに、Web of Trustを強くお勧めします。)実際、ほんの数週間前にも、PCにセキュリティソフトウェアを過剰に詰め込むことに対して警告しました。セキュリティソフトウェアは、本来健全なシステムでさえも機能不全に陥らせる可能性があるからです。
更新(2011年10月7日):その後、SiteAdvisorを再度有効化してみましたが、速度低下の問題は再発していません。つまり、SiteAdvisorを無効化することで確かにこれらの問題が発生していたものの、他の要因が影響していた可能性があります。
寄稿編集者のリック・ブロイダは、ビジネスとコンシューマー向けテクノロジーについて執筆しています。PCのトラブルでお困りの際は、[email protected]までお問い合わせください。また、PC Worldコミュニティフォーラムには、役立つ情報が満載です。 毎週、Hassle-Free PCニュースレターをメールでお届けしますので、ぜひご登録ください。