
長寿番組「ドクター・フー」シリーズのような番組への真の愛情を表現するには、単にグッズを集めるだけでは不十分な場合があります。Arduinoボードとちょっとしたハッキングがあれば、エレベーターのある場所ならどこでも、あなたのオタク魂を駆使して、自分だけのTARDISを作ることができます。
このアイデアはSparkFunのマイク・グルーシン氏によるもので、彼は一般的なエレベーターをドクターが誇りに思うようなものに改造する方法をまとめたチュートリアルを作成しました。このMODでは、青いターディスのライトが点滅するだけでなく、エレベーターのメインインフラをハッキングすることなく、タイムマシンの離着陸音も再生できます。
このハックでは、エレベーターの吊り天井に独立したユニットを組み込む必要があります。このユニットは加速度計を使ってエレベーターの動きを検知します。Arduinoボードは加速度計のデータを読み取り、適切な効果音を再生するタイミングを計算します。効果音と同時に2つの青色LEDも点滅します。このシステム全体はバッテリー駆動で、一部のアンプやMP3チップには未使用時の「スリープモード」が搭載されており、バッテリーの消耗を抑えることができます。
マイク氏によると、このTARDIS MODは建物内の人々を笑わせたり、困惑させたりしたそうです。ですから、職場やアパートに設置して周りの人の反応を見てみるのも面白いかもしれません(ただし、事前に管理人の許可を得てください。許可がないと、追加した装置が悪意のあるものと誤解される可能性があります)。マイク氏は今後、睡眠モードの改善や、MODをよりTARDISらしくするためのカスタマイズの追加など、改良を重ねていく予定ですが、今からでも待ち遠しくなるエレベーターです。
残念ながら、エレベーター・ターディスが実際に動いている様子を映した動画や写真は見つかりませんでした。それでも、もしこのアイデアを試してみたいという方は、SparkFunのウェブサイトで完全なチュートリアル(コーディングも含む)を読んだり、必要な機材リストを購入したりすることができます。
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